熱海の三大別荘だったと知った時から、「絶対に観たい!」と、心待ちにしていた
起雲閣。大正ロマン、古き良き時代昭和の世界が待っています。
ワクワクが泉のごとく湧いてくる~(*^_^*)
根津嘉一郎により昭和7年に建てられた洋館、「玉渓 」
日本の建築、中国の装飾、中世英国のチューダー様式(あまりよく分かりませんが)
の融合。豪華ですねえ。
床はマットではなくて、タイルです。家具もおしゃれです。
高そう・・・なんて考えてしまう。 庶民には手の届かない、道明寺の世界ですな。なん
てね。
外を見ると、とてつもなく広い庭です。。
敷地面積、何と!3000坪だとか。
建物の掃除や庭の手入れ大変だなあ。と、またまた、庶民の考えが・・・。
純粋にこの美しい建築や庭に感動すればいいのに。
庭の手入れが時にストレスの私は、つい余分な目で見てしまいました。
反省(ーー゛)
ローマ風呂浴室、「金剛」
入ってくる人、みんな同じことを言いました。
「テルマエロマエみたい。」
昭和22年に旅館として生まれ変わり、日本を代表する文豪たちにも愛されたそうで
す。山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田奏淳などなど。
執筆している彼らの姿が想像できるような、豪奢な中にも寛ぎを感じる部屋ばかりでし
た。
山本有三、谷崎潤一郎、志賀直哉。3人そろっての写真なんて、豪華すぎます。
約100年前の建物とは思えない美しさ。時が止まっているかのようです。
モダンですね。
長崎のグラバー邸を思い出した。と主人。
グラバー邸の方がずっと昔の建物だけど、確かに似ている部分があるような気がします。
日本家屋、洋館、日本庭園。美しさに見とれるばかりでした。
起雲閣は、想像以上、期待以上の素晴らしい観光施設でした。
さすが、熱海です。