1973年に開館。古代から19世紀頃までの世界有数の絵画や彫刻など30万点以上を収
蔵するルーヴル美術館。
16世紀初頭、フランソワ1世が王宮として使っていた建物を改装し、その広さは何と約
6万㎡だとか。
世界中に名が知れ渡る最高峰の美術館は全て回るには1週間はかかるそうです。
ものすごい人の数の中、ツアーでの団体行動での数時間なので、ほんのちょっと触れた
だけ。
なので、たいした紹介はできませんが、短時間の中でも心に残ったものを記したいと思
います。
館内への入り口はいくつかあるみたいですが、地下の駐車場から入ったので残念ながら
外観の写真は撮れませんでした。
バスで周りを走ったのですが、とてつもない大きさでした。
そして、建築物としても素晴らしい!!!
空港での出入国の時と同じくらいのセキュリティーチェックを受けて館内に入ります。
作品だけでなく、建物自体も見応えがあります。
ヴェルサイユ宮殿ほどではありませんでしたが、ものすごい数の人でした。
いったい、いくつの国の人がいるんだろう。
「ミロのヴィーナス」
紀元前2世紀頃の作品で、1820年にエーゲ海で発見された古代ギリシャの代表的な
彫刻。
有名なだけあって、ひときわオーラを放っていました。
[サマトラケのニケ」
ヘレニズム期の大理石彫刻。翼のはえた勝利の女神ニケが空から船のへさきへと降り立
った様子を表現した彫像。
目の前で観るために20分ぐらい並びました。
ここが、一番スリが多いとか。スリさんは、入館料を払ってまでお仕事に来るそうで
す。暑いし、気は張ってなくちゃいけないし、本物との出逢いは想像以上に大変!
やっとたどり着いた先に、モナリザが微笑んでいました(*^_^*)
8年前はこんなふうに並ばずに会えた記憶。
やっぱり、春節?
それと、次の日がお休みという影響かな?
「ルーヴルどうだった?」と聞かれたら、「すごく混んでいた。」と答えそう。
撮った写真はわずかでした。
息子にカメラマンを頼んだのですが、
「同じような絵ばかりだったから。」とのこと。
芸術系はダメだった・・・。
「人ばかりでなかなか撮れなくて。」とのこと。
すぐ諦める息子だった。
頼んだ私が悪うございました。
有名な絵画、もっと撮るべきでした。
「グランド・オダリスク」
しわもない美しい背中や不自然に長い 胴体が批判された時期もあったが、曲線美を強調
した裸体表現はアングルの代表作になったそうです。
午後からの自由行動。
宮殿を思わせる壮麗な劇場パレ・ガルニエ。 通称オペラ座へ。
中を見学したかったのですが、この日はコンサートがあって見学できませんでした。
帰宅してから調べてみると、構造や装飾が素晴らしいんですね。
観客席の天井は、シャガールが描いた天井絵「夢の花束」だそうです。
観たかった~。
見学できなかったことが残念でたまりません。
オペラ座から望むパリの街並み。
近くのデパートの屋上からの景色。
街全体が芸術です。
パリにいるんだなあ、と実感しました。
ヨーロッパ最大級の老舗デパート
1893年創業。総面積は7万㎡。ハンパじゃないですね。
パリには一週間ぐらいいないと「もっと観たかったな。」という心残りがいっぱいにな
ります。特に美術館が好きな人には。
2度目にしてパリの凄さを改めて知った気がします。