「どこにでも行きたい。」
「何でも見たい。知りたい。」というかじりたがりの私ですが、長年歴史だけは興味がありませんでした。
なのに、突然「城巡りしよう! 目標は100城!!」と思い立ちました。
突然、何かが舞い降りた・・・。
「城巡りをしています。」と言うと、「どこが一番良かった?」と聞かれます。
今までに訪れた88城の中では、備中松山城。
岡山県高梁(たかはし)市にある山城です。
愛媛県にある松山城とは違います。
松山城も立派な城ですが、備中松山城の壮大な石垣や趣きのある景色に心射抜かれました。
3年前に行きましたが、「ずっと恋してる♡」と言っても過言ではないくらい。
もう一度行きたいと思っているのですが、たどり着くまでに時間がかかるので、なかなか行けません。
途中まで車で行き、シャトルバスに乗り換えてしばらく急な坂道を歩くのです。
※バス乗り場のおじさんたち、とっても感じの良い方たちでした(*^_^*)
城下町から歩くと一時間ぐらいだそうですが、
バスを降りてからは30分弱?
記憶が薄くなっていますので、まちがいかも・・・。
けっこうな坂道を上り、この辺りまで来るのにへとへと・・・。
おばさんにはちょっと辛かったですね。
若い人なら楽勝かもしれません。
たどり着いた先には、大きなご褒美が待っていました♪
圧巻の石垣~。
「ワオッ!」以外の言葉が出ないまま、長い間立ち尽くしました。
国宝になっている城はそれなりにすごいです。
五城とも、さすが国宝は国宝だと思いました。
でも、いくつかの城を周っていると、立派な天守閣がなくても、石垣や跡だけの城にも魅力を感じるようになりました。
どの城にもロマンを感じます。
復元された個所もありますが、苔むす石垣の雰囲気は何ともいえない魅力があります。
備中松山城は、別名高梁城。
臥牛山(がぎゅうざん)の頂上にある城です。
「真田丸」のオープニングで使われた城だとは知らずに来て、
「真田丸」が大好きだった友は 大感激。
このあたりの映像が、流れていたんですね。
備中松山城は、日本100名城の一つ。
三大山城(岩村城、高取城)の一つ。
現存天守12城の一つでもあります。(標高430m)
築城主は秋庭三郎重信。
フランス、スペイン、中欧に行った時に、ヨーロッパの城の素晴らしさに感動しました。
全く違う建造物なので、比べることは変かもしれませんが、
日本の城も感動もの。匹敵します。
日本の誇りです。
ヨーロッパに行く前には、日本の城を見ても何とも思いませんでしたし、中に入ろうという気もありませんでした。
不思議なもので、帰ってきてから見る日本の城は以前とは違って見えました。
ヨーロッパの城は、確かに彫刻とかステンドグラスとか大変美しい。
中世の独特な雰囲気も、日本では味わうことができないものです。
でも、いくつかの城を巡っていると日本の城の素晴らしさを改めて感じたのです。
建築や石垣の素晴らしさだけでなく、悲恋、夫婦や親子の絆、反対に裏切り、そして多くの戦で命を落とした人々のことを知るたびに、今の時代に生まれた幸せをしみじみ感じます。
今は、新型コロナのために閉城しているところばかりですが、収束して行けるようになったら、違う目を持って城を見に行ってみませんか?
日本の良さを見つけに♡
平和の素晴らしさを味わいに♡
日々の生活に対する気持ちも変わるかもしれません。
最後まで読んでくださってありがとうございました。