圧巻の岩壁、勢いよく流れる滝、鮮やかな緑の木々、
自然の造形美に感動します。
厳立峡
30年以上も前に訪れた地。
『厳立』をもう一度見ることが目的です。
駐車場に車を止めて外に出ると、すぐ目の前に現れた『厳立』
大きい!
じゃなくて、
でかい!!!
この岩壁の高さは約72m、幅は約120mあり、壮観です。
同僚10人ほどで見上げた厳立は、30年以上の時を越えて、あの感動を蘇らせてくれました。
このでかい岩壁。
5万4千年前の溶岩で形成された日本一の溶岩流の断面だそうです。
再会に興奮。
両手広げてハグしたい気分。
ルフィーになりたい。
同じような岩壁が上流17キロに渡って続いているそうです。
また、御嶽パノラマラインから望む景色は、古田知事により「緑のグランドキャニオン」の命名もあるとのことです。
小坂の滝
この厳立をスタートにして、小坂の滝めぐりができるのを知りました。
『小坂の滝』は、小坂のたからもの。
全ての滝を周ると3時間だそうですが、時間の都合で30分の三ツ滝コースを選択。
(時間の都合でもあるけれど、私以外は3時間はパス!という弱っちい家族。私が一番年上なんだけどー。)
自然いっぱいの中を歩いていきます。
年々、自然の素晴らしさに感動が深くなっています。
川の水は、どこも透明。
魚は、見当たりませんでしたが、河童がいたような・・・。
幻覚?
いや、いたらいいなという希望からの錯覚。
いたら、絶対に握手しよう!
あ、コロナで握手は禁止だわ。
木霊が出てきそう。
遠くに滝が見えてきました。
滝は大好きなので、「滝だー。いっぱい水出てるー。迫力ー。」
絶景に興奮する私に、「落ち着きなさい。」と家族。
誰もいない。迷惑かけてない。
感動は素直に表しましょうよ☆☆☆
こんな絶景を見て、静かになんかしてられない。
「日本には、まだまだすごい所がたくさんあるんだね。」と、感動を口にする娘。
その通り!!!
日本はすごいんだよ。
たまらない景色。
城巡りの次は、絶景巡りかな。
最近は、大自然の中に行きたくてたまりません。。
「年を取ると、子どもに戻る。」という説があるけれど、私は、「野生に戻る。」かな?
何年かしたら、「雨」と一緒に森に棲んでいるかも・・・。
(おおかみこどもの雨と雪のことです)
ただの徘徊老人に思われるだけだね(ーー゛)
本日の滝めぐりは、この三ツ滝まで。
この先は、急な階段がずっと続くようです。
いつか、野生の血が多い友人と、この先の景色を見てみたい。
一人じゃ、ちょっと怖いからね。
新聞に、「おばさん、行方不明。」とか、「おばさん、遺体で見つかる。」
なんて出たら、迷惑かけてしまう(>_<)
「 ここに泊まりたい。」と言ったら、家族に「どーぞ。」と言われました。
行方不明になったらどうするの!
トトロが出てくるといいなあ。
一晩温めてくれるかな。おばさんでも。
朽ち果てた幹や、
倒れた木々さえも、自然が造ったオブジェ。
目にとまるもの全てが美しい。
小坂の滝への道は、ジブリと「おおかみこどもの雨と雪」、新海誠監督の作品を合わせ持つ世界が広がっていました。
岐阜県にある『厳立』や『小坂の滝』、皆さん、ご存知だったでしょうか。
隣の愛知県に住んでいる主人や子どもたちでさえ知らなかったのですから、ほとんどの方はご存知ないかと思います。
『小坂の滝』は、濁河(にごりご)温泉エリアからのコースもあります。
実際に行ってみて、思っていた以上に素敵なところでした。
大量のマイナスイオンが出ていて体に良さそう。
マイナスイオンって、高血圧の場合に血圧を下げたり、自律神経を整えたりする効果があるそうですね。
そんな説明版もありました。
岩や、水、木々、空気、そこにあるあらゆるものから、大きなパワーが放出されているのを感じました。
美しい自然美に触れながら、澄んだ空気をたくさん取り入れる。
代わりに毒素やストレス、淀んだ心などを吸い取ってもらう。
とてつもなく大きなエネルギーチャージをしたような気がします。
読んでくださった方に、この大自然のパワーが少しでもお届けできたら嬉しく思います。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。