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奈良 万葉若草の宿『三笠』③ 夕食・朝食  お宿の感想

f:id:tabininjin:20210601005912j:image奈良市街を一望できる個室お食事処「遊花亭」にて、伊賀牛会席をいただきました。

 

   

夕食をいただく部屋に入ると、ちょうど夕日が沈むところでした。

角部屋だったので、窓は夕日側と多くの木々がある側の2面。

大きな窓からの眺望は抜群です。

そんな部屋での夕食・朝食です。

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食前酒は、梅酒炭酸割り 

前菜は七種盛りとなっています。

包みを取ると・・・ 

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前菜 七種盛り

烏賊塩辛・散らし花弁百合根 桜胡麻豆腐 クコ 鯖寿司 鍵蕨(かぎわらび) 

紫芋金団 穴子煮凝り 帆立貝蕗味噌 子持ち昆布 豌豆(えんどう)カステラ

どれも美味しかった~。

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コロナ感染対策のために、仲居さんの出入りは最小限となっています。

着席したときは、こんなふうにセッティングされていました。

本来は、一品一品出されるはず。 f:id:tabininjin:20210601005836j:image

こちらも同じく二品同時に。

吸い物 蛤潮

 蛤 道明寺麩 花弁人参 木の芽

焚合せ  桜海老真薯

筍 結びぜんまい 南瓜 蕗 桜麩 桜葉餡

どちらも、お出汁がきいて絶品。

f:id:tabininjin:20210405003822j:image一番お値打ちのコースは、このお酒がついているコースでした。

日本酒が好きなのは私だけなのですが、お値打ちなら選びますよね。

でも、他の3人も何とか2種類は飲めました。

「超辛口は無理だよね。」と開けずにいたら、後から「お部屋でどうぞ。」と持ってきてくださいました。 

で、飲んだかですって?

きっと無理~。と思って開けずにおきました。

ごめんなさい。 せっかくのご厚意を・・・。

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造り  三種盛り

鯛 鮪 かんぱち

新鮮で美味。

f:id:tabininjin:20210601005843j:image 焼物 伊賀牛石焼き

伊賀牛 南瓜 エリンギ 万願寺 

伊賀牛ってこんなに美味しいんだ~。

食べる機会がなかったので知りませんでした。  

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合肴 伊賀牛すき焼き 

伊賀牛 三つ葉 白葱 舞茸 榎 笹がき牛蒡 焼き豆腐 卵 

 肉は柔らかく、他の食材は味が染みて、とってもうんまいよ。

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酢の物 鰹サラダ仕立て 

鰹 フライドガーリック 玉葱 貝割れ ミニトマト レモン 

焼肉やすき焼きの後、お腹いっぱいのはずなのに、

さっぱり酢の物はスイスイ食べられました。 

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御飯 奈良県ヒノ光ヒカリ

止椀 赤出汁

漬物

みぶな 柚子大根 奈良漬け 蓮根の芽

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水菓子 季節の果物 

 ナタデココ 苺 オレンジ

甘未 葛わらび餅 きな粉

〈 朝食〉

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御飯とみそ汁以外、 全品がセットされていました。 

アップルジュース

小鉢 野菜サラダ 湯豆腐 出汁巻き玉子 昆布巻きなど

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 小鉢は、味噌椎茸 ちりめん山椒 蕗の薹

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焼物はかます干物 

 

 夕食・朝食ともに、大変静かな個室でゆっくりといただきました。

この日、この時間に何組のお客さんがお食事をされたのか分かりませんが、

誰一人すれ違わず、客室に戻りました。

 

この夕食、朝食合わせて、いったいいくつの食材があったんでしょう?

四季折々の地産の素材を活かしたお料理の数々は、口やおなかの中はもちろん、心も満たされた食事時間となりました。

 

欲を言えば、器がちょっと残念だったかな?

お料理はやっぱり器とセット。

この器素敵~というものが欲しかったなあと思います。 

 

〈お宿の感想〉

 ロビーはじめ、客室、お食事処など館内は、どこも落ち着いた雰囲気があって、

ゆったりのんびりと過ごせました。

奈良市街まですぐという場所にいるとは思えないような静かさ。

もっと田舎にいるような気がしました。

日頃の喧騒を忘れて一晩籠りたいという方にはぴったり。

次の日の奈良観光のエネルギーが蓄えられます。

 

スタッフさんと接することはほとんどなく、寂しい気がしましたが、

決して冷たいという感じはありませんでした。

このコロナ禍の中では仕方ありませんね。

さりげなくお客さんを気遣ってくださっていることが分かる

お宿でありました。

 

 

 

 

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最後まで読んでくださいましてありがとうございました。

 

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