苗木城の後編です。いよいよ、天守跡に向かいます。
巨岩と石垣のコラボ、360度見渡せる景色は見事です。
苗木遠山資料館前の駐車場に車を置き、20分ほど山道を歩いて下の写真のところに至りました。
駐車場からここまでの様子は、前編をごらんください。
奥に見える石垣は目をみはる壮大さ。
ここで、前編で予告した姫様と出会いました。
姫はおばあさまと来ていて、駐車場で一度会ったお二人でございました。
「さっき、駐車場でお会いしましたね。」という会話をきっかけに、急接近。
姫様は、小学2年生。
人懐っこい姫で、あっという間に親しくなりました。
この年の姫は、ちょこまかとよく動きます。
おばあさま、大変そう( ;∀;)
姫は、てってってーと石垣の上まで走っていきます。
猿のような身軽さ。 いや、くノ一のよう。
こちらは、大矢倉跡というところ。
天守台の方から撮った 大矢倉跡。
前回は紅葉の時期に行きましたが、綺麗でしたよ~。
桜の季節も良さそうです。
大矢倉城から見る苗木城。
戦国時代のロマンを感じますわ。
苗木城跡は、6年ほど前、中津川温泉に泊まった時に大浴場にて知りました。
大浴場で?
どういうことかわからぬと申されますか。
露天風呂の中、近くに住んでいて同窓会をされているおばば様たちがいらっしゃいましてね。
この辺りでの見どころをお聞きしたところ、
おばば様5人は異口同音、興奮気味に、
そりゃ、苗木城やて!!!
かくして、旅福と苗木城は出会ったのです。
話を2021年に戻します。
この姫様、コナンみたいでございます。
この説明を、全部読んでしまうのです。出てくる言葉も2年生とは思えない。
勘で読めるんだそう。大したものでございます。
天守台に登るところまでやってきました。
圧巻の巨岩と石垣。
今までの城では見たことがない造りです。
苗木城は険しい岩山に築かれており、建物や石垣は天然の巨岩を利用して造られています。
考えた人、すごいでございますね。(さかなクン風にね)
菱櫓門跡を通ります。
苗木城は、戦国時代の1526年に遠山氏によって築かれ、明治維新まで12代に渡り続きます。
中津川市内を東西に流れる木曽川が見えます。
天守台はもう目の前。
苗木城の碑から約10分ほどです。
「ほら、恵那山が見えるよ。」と話したら、「あの山?」
と、タイミングよく姫が指さす手が入りました。
姫の手は可愛い💕
若い子の手はええのう。
日本百名山の恵那山は、2191mの山です。
岩に柱を立てるための穴をあけ、清水の舞台のように懸造り(かけづくり)にするなど様々な工夫がされています。
詳しくは下の説明をごらんください。
ちょっと読みにくいですが。
天守台は狭く人が多かったので、一枚だけ撮ってすぐ下りました。
最後に少しだけ姫も登場。
また、説明を読んでいます。
快晴のもとの苗木城は、どの地点に立っても素晴らしい景色を見せてくれました。
城にそれほど興味がなくても、この絶景は見る価値があると思います。
空気も綺麗だし、足腰も鍛えらえれるし、もしかしたら素敵な出会いがあるかもしれません。
姫たちとの触れ合いは1時間ほどでしたが、心に残る大切な時間となると思います。
姫、可愛かったなあ。
姫様とおばあさまが住んでいらっしゃる市をお聞きしたので、いつか奇跡的な再会を求めてその市を旅しようかなと思っています。
旅は続くよどこまでも。
今回は、苗木遠山資料館前の駐車場に置いて20分ほど歩いてのコースでした。
もう少し先まで車で行くこともできるようです。
中津川駅からの約4、5キロのウオーキングコースもあります。
桜が綺麗な苗木さくら公園というところもございます。
四季折々、美しい自然を見せる苗木城を訪れてみませんか?
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。