むかしむかーし、城巡りをしている旅福というおばさんがおったそうな。
あ、むかしじゃなくて2021年5月のことです。
今日は、旅福おばさんが、米子城に行ったときのお話。
道路を歩いていると、突然入り口があったそうな。
山道を歩いて行くみたいでございます。
「こんな険しい道を歩くのかーい。」と言いながらも、
こういう道が大好きなおばさんは喜びました。
すたこらさっさ。ほいさっさ。
おばさんは、高いところからの景色を楽しみながら、ひたすら登ったとさ。
しかし、この辺りで息が切れてきたそうな。
自分の年を考えずに一気に走るから。
いつも同じ失敗をする学習できん人だそう。
ところが、旅福おばさんは思ったより強かったのです。
なんのこれしき!旅福を舐めるなよ~。
おとも三人を追いかけ猛ダッシュ。
「おばさん、頑張れ!。」
アザミたちの応援に答えるかのように、
ひたすら、頂上をめざしたそうな。
出たーーーー。
石垣やーーーーー。
でかいわーーー。
米子城は、防御力の高い「鉄壁の城」で、様々な防御施設があったそうです。
石垣の大きさが分かるように旅人が立っておりました。
視界が開けて気持ちい~。
これが城巡りの魅力の一つだと、思うています。
これは、小判草というんだよ。
見た通り、小判のような形です。
本物の小判が欲しい。
石垣ーーー💕
好きーーー💕
興奮する旅福おばさんでありました。
旅福おばさんは、石垣が大好きなんだそうです。
石垣に興味がないものたちにブーブー言われながら、
石垣をうっとり眺めておったそうな。
そうして、いよいよ頂上が見えてきました。
空に続く道のようです。
米子城の説明はこちらの看板にて。
旅福おばさんは、怠け者。
「分かってるよ。」という声が聞こえています。
あんれ、またやってしまったようです。
頂上の全体の写真がなーい!
まあ、何もない広い野っぱらのようなところだったそうな。
クマンバチがブンブン飛んでいたから、早々に退散したとのことだそうです。
それでも、旅福おばさんは、 立派な石垣を見ることができてご機嫌だったとか。
この後、 名残惜しそうに振り返り振り返り石垣を見ながら帰ったそうな。
「思っていたより大きくて立派な城だったな~」
と、満足げに石階段を下りていく旅福おばさんの姿があったとさ。
めでたしめでたし。
おしまい。