標高583、6mの高取山に建てられた高取城は、日本最大の山城と言われています。壮大な規模を誇る高取城の素晴らしい石垣群に圧倒されました。
スタートはこちらから。
「夢創館(むそうかん)」
呉服商を改修した観光拠点。
高取城への行き方を親切に教えてくださいました。
裏側にあった建物は「くすり資料館」
高取町はくすりの町なんですって。
薬を作る道具がずらりと並ぶ。
知っている薬がたくさんありました。
高取城は、この城下町の麓からの比高が446m。
近世城郭では日本一の高低差を誇る城です。
山道をしばらく走ると、ちょっとした駐車場がありました。
車を置いて歩き出したら、
早々と石垣が出現!!!
手前にせせり出ている石垣があります。
落石注意の看板(;゚Д゚)
ちと怖い。
高取に初めて城が築かれたのは、南北朝期と言われています。
高取城の最大の魅力である石垣が次々に現れます。
進む先にもずっと石垣。
苔むす石垣と新緑のコラボがたまりません。
どこまで続くのー。
予想以上に広い高取城です。
幕末期の記録では、概ね黒門をくぐった内部を「郭内」と呼び、
二の門から三の丸・二の丸・本丸を含む部分を「城内」と区別されていました。
「城郭」の周囲はおよそ28㎞にも及び、その面積は約6000万㎡にもなります。
高取山全体が山城。
まさに日本一の山城
高取城パンフレットより
パンフレットに載っている写真と合わせて名称を入れようと思いましたが、
どこがどこだか分からなくなりました。
まちがったことを書くといけないので、写真だけでお許しください。
上から見ると、その広さが分かります。
本丸石垣の高さは約12m。
かつて三層の天守が建っていました。
本丸虎口(こぐち)は、、城内でも特に強固です。
※虎口・・・城の出入り口
日本三大山城は、この「高取城」と、
岡山県高梁市の「備中松山城」、岐阜県恵那市の「美濃岩村城」。
それぞれに日本一の特徴を持っています。
私は、備中松山城の石垣を見た時から、石垣に魅了されました。
「大和高取城」の石垣群も見事。圧倒されました。
白漆喰の建物群が建ち並んだとされる高取城。
大和盆地から眺める高取城は、その壮大で美しい姿が歌にも詠まれています。
巽高取 雪かとみれば 雪でござらぬ 土佐の城
桜の季節や紅葉の時期も、また違った姿を見せてくれるでしょう。
高取城はずっと行きたかった城でした。
自宅から車で約200キロ。
名阪は一番苦手な高速で、運転は私一人。
ずっと迷っていましたが、「今日が一番若い日」と思い、決行しました。
行って良かった。
高取城で、目標の100城達成となりました。
最後になりましたが、高取城へ車で行く決心がついたのは、
くまくまコアラさんのおかげです。
ありがとうございました。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。