幕末期における近代製鉄技術導入への挑戦を物語る、大砲製造工場としての産業システム「韮山反射炉」。平成27年(2015)年に世界文化遺産に登録されている。
「韮山反射炉」は、静岡県伊豆の国市に雄々しい姿で建っている。
まずはこちらのガイダンスセンターで、韮山反射炉についてお勉強。
歴史や価値、さらには日本の近代化に果たした役割などの理解を深めるんだよ。
暑い日だったので、涼しいところに入りたかったのが大きな理由だったけど、
入って正解!(^^)
とても分かりやすく、どんなふうに大砲ができていくかが、よく理解できた('◇')ゞ
ここで、お勉強してから見にいくのは、何も知らないで行くのとではきっと全然違うから。
入館料かかるけど、見た方がいと思う。
立派な反射炉が2本。
と思ったら3本だよ。
と思ったら4本だよ。
正しく言うと、連双2基(4炉)だって。
ここで、素敵なボランティアの方が登場( ^)o(^ )
「ほおほお。」と聞きながら、
暑さに負けて、途中から頭はピーパンツ。
でも、すっごく楽しい方だったから、良い思い出になった。
こんな大砲ができるんだ。
「ほおほお。」
この間、ずっと説明してくださったボランティアの岸さん。
暑いのに、お元気~。明るくてにこやか~。
雑談も楽しく、もう一度お会いしたい。
私より10歳年上の岸さん、これからの目標にしたい。
反射炉は、金属を溶かして大砲などを鋳造するための溶解炉。
千数百度の高温を実現するそう。
めちゃアッチッチ~だよ。
高さは約15,7m。
溶解量は、1炉500~700貫(1、9~2、6t)
ぐるりと回って、
どこから見ても迫力だね。
すごいものを造ったもんだ。
実は、今回は2度目の訪問で37年ぶりの再会。
前回は、何の知識も得ずに写真を撮って帰ってしまい、
「韮山反射炉って、何だった?」という記憶しかなかった。
ただ有名だったから、伊豆旅行の際に寄って見ただけで、
知識を得ようともしなかった。
今回は、韮山反射炉がどういうものかが分かっただけでなく、大きな感動を覚えた。
それが、どんな感動か述べるには長すぎるから省きます。
上手く言葉で言い表せられないだけだな('_')
稼働を終えたのち150年以上にわたり、
修理・補修が行われて今日まで保存されてきた「韮山反射炉」。
見学する価値大いにありです。
ただ、これからの世の中、戦争などで大砲が使われないことを心から願います。
祝砲ならいいけどね。
次回は、韮山反射炉を造った男、江川英龍はじめ代々世襲代官を務めた江川家の住宅をご紹介します。