「富士山、登ったことあるよ。」
若い頃に登山していたこと、山が大好きだったこと、亡くなる数日前に知りました。
子どもの頃からいつも優しく見守っていてくれた叔父、
秋に病気が分かって、桜の季節まで生きられないことを聞いたとき、
叔父が私にとってどれほど大きな存在の人だったのかを知りました。
まだ大丈夫、まだ元気だからと、言うのを待っていたら、
次の日には叔父の耳に届かなくなってしまいました。
「ありがとう。大好きだよ。」
伝えたかった言葉。
先延ばしにしたことが悔やまれます。
旅が大好きな叔父でした。
お互い行ったところの情報交換はもうできないけれど、
いつか私が向こうの世界に行ったときには、新しい旅先の話を聞いてもらおうと思っています。
旅するぞーーー!