平成28年(2016年)の熊本地震から7年経ちました。
今回は、令和3年に復旧が完了した復興のシンボル・天守閣を見学に行きました。
訪れたのは令和5年12月中旬です。
加藤清正が築いた熊本城は、日本三名城の一つ。
※日本三名城・・・江戸城を別格として、大阪城、名古屋城、熊本城。
または、大阪城、名古屋城、姫路城。
どの城を三名城に選ぶかは時代や定義により諸説あり。
2020年5月に完成した特別見学通路から、復旧工事や被害状況を安全に見学できるようになっていました。
まだ残る地震の爪痕。
現われた熊本城に、しばらく見入りました。
忍者も登れない「武者返し」。
加藤清正が連れてきた石工集団がつくったと言われる石垣の多くは、当時のままで残っています。
まだ何ヶ所かは復旧中。
天守閣に入ります。
築城主加藤清正の加藤家の家紋と、
後の城主細川家の家紋。
「威風堂々」という言葉がぴったり。
甚大な被害を受けた熊本地震の映像は、衝撃を受けました。
「奇跡の一本石垣」と呼ばれた飯田五階櫓は、翌年に実際に目の前にして、
地震の恐ろしさを痛感しました。
でも、少しずつ確実に復旧は進んでいました。
今、再びの雄姿を見せてくれた熊本城の記事を書きながら、
能登半島も、
「いつか必ず」
心から祈っています。