岡崎城の起源は15世紀前半。
明大寺の地に西郷頼嗣(よりつぐ)によって築城されたのがはじまりです。
その後、松平清康(家康の祖父)が、現在の位置に移して以来、
ここが岡崎城と称されるようになりました。
天分11年(1542年)12月26日、徳川家康がここ岡崎城で誕生しました。
名鉄東岡崎駅から数分歩くと天守閣が見えるので迷わず行くことができます。
駅から約15分ほど歩いて、「殿橋」という橋を通り、
こちらから入城しました。
奥には真っ赤な橋が見えてきて、ワクワク感上昇。
この橋の名は「神橋」といいます。
橋の向こうには石垣が見えてきました。
今回も石垣を愛する友人との岡崎城攻めです。
石段が好きという共通の趣味を持つ友人がいて、
城巡りがより楽しいものになりました。
一人でじっくりもいいですが、
同じ感動を味わいながらの城巡りはたまりません。
至福の時間です。
「抱きつきたいね。」
「うん。抱きつきたい。」
「逮捕されるかな? その前に救急車がくるかな。」
そんな会話をしながら石垣を見上げるおばさん二人。
誰もいなかったら、きっと行動に移す二人です。
石垣の間にスミレ発見。
愛らしい♡
横から見ると膨らんでみえます。
初めからこうだったのか、長年かけてこうなったのか・・・。
岡崎城がある岡崎公園には、松がいっぱい。
高いなあと見ていると、イナバウアー 状態になりそうな松です。
天守閣の前の松もりっぱです。
空に向かって力強くそびえ立っています。
岡崎城の別名は龍ヶ城(りゅうがじょう・たつがしろ)。
江戸時代、岡崎城は「神君出生の城」として神聖視され、
大名は岡崎城主になることを誇りにしたと伝えられているそうです。
5階の展望台から見た景色。
幾何学模様の石垣。
パズルみたいですね。
青海堀
本丸北側の防御のために設けられた空堀で、城内で最も深い堀。
なかなかの迫力です。
この角度の岡崎城も素敵です。
苔むす石垣。
「うーーーん。たまらん。」
思わず口に出ます。
明治維新で、新しい時代には不要とされた城郭の大部分は明治6~7年に取り壊されてしまいました。
現在の岡崎城は、、堀と石垣が昔日の面影をわずかに伝えるばかりであったのを、
昭和34年(1959年)市民の強い思いから、
ほぼ昔どおりの外観の天守閣が復興されたそうです。
日本全国、廃城令や戦争で消失してしまった城がいくつあったんでしょう。
安土桃山城とか坂本城、岡城など、
どんなに凄い城だったかと思うと残念でたまりません。
残っていたら、日本の素晴らしい財産になったでしょうね。
絶対に世界遺産にもなっていたはず。
あ~、もったいない。
タイトルの「デートにお勧め」の理由は、
次回の『 岡崎公園・龍城神社』に。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。