春には約千本の桜が咲き乱れる西日本随一の津山城跡・鶴山(かくざん)公園。
今回は、初冬の景色をご紹介します。
訪れたのは2022年12月。
JR津山駅から徒歩10分。街なかにある城跡です。
歩くのは楽でしょう。
津山城は、本能寺の変で討死した森蘭丸の弟森忠政が、鶴山(つるやま)に築いた平山城です。
この先多くの石垣と桜の木が見られます。
今回は石垣の方が主役だね。
明治7年の廃城令により、天守、屋敷、櫓、門など建物は全て取り壊されて石垣だけが
残りました。
こういう城跡に立つと、いつも思う。
ああ、もったいない!!!って。
13年かけて築いたのに。
安土桃山城もそうでした。
石垣は、ほぼ完全な形で残っています。
400年以上この地で、時代とともに建ち続けている。
きっとこれから先何年も。
私は、そんな石垣に惚れました。
重機がない時代。
人の手だけでこんな高さのある石垣を積むなんて、人間の力って凄いです。
どの石垣を見ても、
あっぱれじゃ~!!!
本丸から見えるのは、復元された備中櫓。
本丸までの高さ45mの壮大な石垣とともに往時の面影を今に伝えています。
戦国時代、武士たちが通ったんですね~。
今は、平和な日本になりました。
その平和に甘んじていてはいけないと思う世界情勢。
どの国も争いがない時代がきますようにと祈るのみです。
歩くのは楽よ~。
と思ったのですが、やっぱり城跡は広くて高い。
いつまで行けるかな?
そう思う年齢になりました。
鐘楼があります。
お寺があったのでしょうか。
石垣はまだまだ奥に続いているようで、補修作業が行われていました。
石垣は続くよどこまでも
訪れた時と近い季節になりました。
今は、紅葉が見られるでしょうか。
桜、夜桜、新緑、芝桜、紫陽花、紅葉、雪景色など、
どの季節に行っても楽しめそうな津山城跡でありました。
この桜、見たいね~。
スタート地点にあったお店。
お店の方が、超感じよかったよ。
我が家の芝桜が、2輪だけ咲いていました。
寒い冬を迎えます。
桜の季節を楽しみにして乗り越えましょう。
(暖冬らしいですけれどね)