旅の先には福がある

感動、癒し、出会いを求めて

『由布岳(ゆふだけ)』 山の神はいる・・・ような気がする

f:id:tabininjin:20201215154518j:image『由布岳』は、大分県由布市湯布院町と別府市との境にある活火山。

古代から神います山としてあがめられ、数多くの伝説や物語が残されている。

 

 

 別府から湯布院に向かう途中、突然景色が変わり見えてきた山々。

時期的に木々は落葉し枯れた色の山だったが、壮大さに心揺さぶられた。

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 重なり合う山の景色が美しい。

f:id:tabininjin:20201215154556j:image遠方にあるのが『由布岳』。

遅かりし。

車窓からの由布岳は主役で撮れなかった。 

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しばらく走ると駐車場があり、目の前で由布岳とご対面。

由布岳を中心にして、360度見渡す限り絶景の絶景。

日本は、どこに行っても素晴らしい景色に会うことができる。

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『豊後風土記』には「柚富峰 (ゆふのみね)」、

『万葉集』には、「木綿山(ゆふやま)」として詠われている。

大分県の名峰の一つで、「豊後富士」の愛称もあるそう。

ミヤマキリシマや紅葉、霧氷と一年中登山者が絶えることがないそうである。

四季それぞれに違う景色が味わえる国、日本。

本当に良い国。

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山たちの恋の争いの結果、 鶴見岳に選ばれた優しく美しい由布岳。

その壮大な姿にただただ見惚れた。

1か月経った今も、目の前にそびえ立つ由布岳は忘れられない。

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山に 興味がなかったころは、旅に出ても、

「日本は本当に山国だなあ。」ぐらいにしか思わなかった。

富士山以外はどの山もほぼ同じに見えた。

今では、一つ一つの山に感動する。

数多くの山を見てきたのにもったいないことをした。

山は生きている。

山には魂が宿っている。

鶴見岳と由布岳に会って、そう感じた。
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由布岳には山の神がいて、この辺りの自然や町の人々を守っている。

そんなふうに見えた。

もののけ姫に出てくるシシ神?

キングダムで長澤雅美さんが演じた山の王? 

 あれこれと想像しながら、今も由布岳を見た時の余韻に浸っている。

由布岳を訪れた旅はまだ続いているような気がする。

 

tabininjin.hateblo.jp

 

2021年も、今回のように心に残る旅を求めて出かけていきたいと思う。

行き先は、思いつくまま気の向くままに。

 

 

記事の後になりましたが、

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

皆様にとって素晴らしい年になりますように。

 

 

最後まで読んでくださいましてありがとうございました。