粟津温泉『法師』は、石川県小松市にある北陸最古の秘湯を46代にわたって継承されている温泉旅館です。
主人がこの宿に決めた後で、小堀遠州の庭があることを知りました。
小堀遠州（小堀政一）は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名、茶人、建築家、作庭家、書家です。
綺麗ですねー。
広いロビーを通って奥の方の間に行きます。
ここもロビーになるのでしょうか。
さっそく庭園が見えてきました。
お庭を見ながら抹茶をいただく。
日本庭園も抹茶も大好きなので、早くも至福のひとときです(*^_^*)
部屋の入り口です。
本間。
リビングとベッドルーム。
リビングルームが古い感じがしましたが、綺麗なのでまあいいかな・・・。
部屋にいながら庭園を眺められるなんて最高♡
落ち着きます。
部屋から庭に出ることができます。
こういうところは、何て呼ぶんでしょうか？
テラス、土間、しっくりきませんね。
まあ素敵な空間だからいいかな・・・。
２千坪を超える広大な日本庭園です。
苔むす園内をゆっくり散策しました。
主人は部屋でまったりコースを選びました。
一人で心ゆくまで庭園美を堪能できました(*^_^*)
自分が好きなところは自分のペースで見学するのが一番！
若いころは、全然興味がなかった日本庭園。
いつの間にか好きになって、茶道を始めてから大好きになりました。
大中小の築山、鯉が泳ぐ心字池など見所いっぱいです。
石灯篭、石楼などの石造物は圧巻です。
どこも綺麗にしてありますね。
椎、赤松、杉などの樹木が立っています。
木々がお休みの季節なので寂しい感じもしますが、これから新芽が出て生命の息吹が感じられる頃の様子を想像すると、なんだかワクワク感があっていいですね。
庭から見た部屋です。
ちょっと昭和感がしませんか？
館内にあるフリードリンクコーナー。
食事はお部屋で。
先付、 前菜、 お造りなどいくつかまとめて出されました。
海の幸がいっぱいです。
北陸はやっぱりのどぐろ。
美味しかった(*^_^*)
ムース、季節の果実、ミニケーキ。
朝食です。
緊急事態宣言が出される前に行ってきました。
キャンセルしょうかさんざん迷いましたが、移動は車だし、どこにも寄らない。
旅館は部屋食。などなど、安全対策を確認して決行しました。
旅館の方に「お客さんは３割以下。」だとお聞きしました。
私たちが行った日は、もっと少なかったような気がします。
全然見かけませんでしたから。
飲食業の方はじめ、大変な状況になっている業種の方は数えきれないほどいらっしゃるでしょうが、観光業の打撃も相当なものだとしみじみ思いました。
たくさんの葛藤や不安の中で、その苦しさを見せずに笑顔でもてなしてくださった宿のスタッフの方たちには本当に頭が下がります。
日本には素敵なところがたくさんあります。
明日からの活力をもらえる宿もいっぱいです。
コロナ感染の心配がなくなって、みなさんが旅できる日が早くきますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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