往時の生活を知る貴重な野外博物館。
自然に触れながら 、しばし古き良き時代の日本へ。
下呂温泉街から、車で10分ほど。
早速、白川郷などから移築した合掌造りの民家が見えてきました。
10棟ほどの集落を再現してあるそうです。
「懐かしや~。」という年齢ではありませんが、なぜか、心がほっとする風景です。
国指定重要文化財「旧大戸家住宅」。
内部は後ほど~。
ゆれるススキと茅葺き屋根の民家 。
童話に出てきそうな風景です。
頭に浮かんだのは、「ごんぎつね」。
新見南吉が、愛知県出身で好きだからかな?
料理の神様の神社。
珍しいですね。
料理は苦手な家事なので、お参りしました。
真剣に!!!
ひょっこりとおばあさんが出てきそうな・・・。
籠に、いくらかの野菜を入れて。
または、小さな子どもたち?
兵十?
ごん?
森の滑り台の入り口。
全長175mの森の滑り台(ローラースライダー)は、100円。
なぜ、やらなかったんだろう。
と、家に帰ってから理由を考えて???
誰も付き合ってくれなかったからみたい。
おばさん一人じゃ、ちょっとね。
周りの山々も美しい♡
あっちもこっちも美しい♡
かえる神社も美しい?
陶芸体験もできます。
円空館もあります。
円空は、お母さんの御霊を弔うために、仏像を彫り始めたんですね。
32歳から掘り初めて、64歳で亡くなるまでに、12万体の仏像を彫ったそうです。
円空さん、凄すぎます。
お母さん、幸せですね。
遠くに山、ちらっと茅葺きの民家、そしてコスモス。
和みます。
旧大戸家住宅は、内部の見学ができます。
その当時の家具や生活に使った道具が置かれ、作業をしている様子が展示されていました。
マネキンが、リアルすぎて写真を撮れませんでした。
怖いモノ知らずのおばさん、なぜか怖かった(>_<)
じさまとばさまが、お茶を飲みながら日向ぼっこしてそうな縁側。
彼岸花
あちこちに、秋が見られました。
秋明菊(シュウメイギク)
風に揺れて綺麗です。
ミズヒキ
紅白に見える花序が水引に似ていることに由来する花。
ひっそりと円空仏。
ここ2年間ほど、下呂温泉に行く機会が何度かあって、その度に行きたいと思いながら、時間の都合でスルーしてしまった合掌村。
今回やっと実現。
ゆっくりのんびり村内を周ってきました。
初めて・・・だと思っていたら、
突然、「ここ来たことあるー。」とよみがえってきた記憶。
32年ほど前に、同僚たち10人ほどで訪れていたのです。
32年経って、同じ地に立っている。
感動!
一瞬にして、たくさんの思い出が溢れてきました。
懐かしい!
私の年になると、「懐かしい。」と思うことが増えてきます。
いつかは、今日の日をまた「懐かしい。」と思うのでしょう。
長い人生、
悲しい日々、
辛い日々もあったけれど、
これから先は、
楽しい思い出として、「懐かしいなあ」と思える日々いきたい。
合掌村での数時間は、そんな決心をする時間となりました。
最後まで、読んでくださいましてありがとうございました。