1800年代のヨーロッパのアンティークステンドグラスを中心に約300点の作品が飾られています。館内はまるで宝石箱のよう。
伊豆高原ステンドグラス美術館は、静岡のリゾート地伊東市の川奈駅近くにあります。
庭やレストランもあり、礼拝堂や教会では、アンティークパイプオルガンとオルゴールの生演奏が楽しめる素敵な美術館です。
ゲート付近は南国ムードが漂う雰囲気でした。
ヨーロッパの建物のような外観に気分は一気に高揚。
もっと全体像も撮りたかったのですが、残念ながらリニューアル中。
工事のトラックや資材が置かれていたのでパスしました。
さあ、宝石箱のような館内へ。
この後、全身に紫外線を当てて細菌を殺す(?)装置に入り、
(空港の金属探知機みたいな感じ)
検温、消毒をしてコロナ感染対策は万全です。
しばらくはショップの品が並んでいましたが、撮影禁止でした。
どれも素晴らしいものばかりで、早くも別世界へ入ったような感覚でした。
そして、いよいよ美術館の中へ。
上手にリポできませんので、写真を中心に観てください。
その方がステンドグラスの美しさを感じてもらえると思います。
できない 言い訳~。
一つ一つの家具も見応えがあります。
こんなソファに座って優雅にお茶したり読書したりしたいですね。
これらのステンドグラスは、英国から譲り受けたものだそう。
館内はどこも異国情緒たっぷりです。
セント・ミッシェル 教会内ではパイプオルガンの生演奏がありました。
1時間ごとに15分間ほど。
当日の演奏曲。
テルーの唄と木星は大好きな曲。
パイプオルガンで聴くと幻想的で素敵でした。
婚礼の合唱は、いつか息子や娘が結婚する時を想像し、
胸がキュンキュン。
その日は来るのか、ちょっと心配な母であります。
このパイプオルガンは99年前にスコットランドで実際に使われていたものだそうです。
左には木製のパイプが見られます。
教会は、最高のロケーションを望む高台に建っています。
ロマンティック~。
こんなところで式を挙げたらいっそう愛が深まりますね。
遠くに見えるのは、有名な川奈ゴルフ場だとか・・・。
こちらの礼拝堂では、アンティークオルゴールの演奏がありました。
優しい音色にうっとり。
これがそのアンティークオルゴール。
家具の彫刻の素晴らしさにも目を奪われます。
トイレの前にも素敵なステンドグラスの照明がありました。
もしかして、中にもあったのかも・・。
入れば良かった。
館内にいたのは1時間半ほどだったでしょうか。
その時間は、特別な感覚の時間だったような気がします。
幻想的な世界の中にいたと言ったらいいのでしょうか。
ステンドグラス美術館は、ヨーロッパの教会のように窓全体がステンドグラスという大きな規模のステンドグラスはありません。
絵画ぐらいの大きさです。
でも、その一つ一つを間近に観られるのは至福の時間。
柔らかな陽の光を受けて、キラキラと輝く館内はまるで宝石箱のようでした。
少し足を延ばせば、虹の郷はじめ、陶磁ガラス美術館やテディベアミュージアムなど、見どころいっぱいです。
天気次第で行き先を選べます。
伊豆は、何度行っても魅力溢れるところです。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。