奈良県奈良市の奈良公園の東端に位置する、標高342mの山。
なだらかな山腹が芝で覆われた、奈良を代表する景観の一つです。
訪れたのは、3月中旬。
例年より早い桜が咲き始めていた頃でした。
セントくん、「ようこそ奈良へ」って言ってる?
でも、私は正面にいるよ。見たくない気持ち、わからんでもないですが・・・。
若草山は、小さいお子さん連れからベテランハイカーまでレベルに応じた楽しみ方ができる山です。
私たちは、奈良奥山ドライブウェイを走り、頂上まで300mというところにある駐車場まで行きました。
駐車場から若草山へ歩く道は、なだらか。
これからの人生、こんなふうになだらかだといいなー。
1頭、2頭と鹿さんが登場してきて、
「奈良公園だけじゃないんだね。」と話していたら、
いきなりの大所帯にびっくり。
鹿せんべいの販売は見当たらなかったので、
「煎餅ちょうだい。」と寄ってくる鹿は1頭もいませんでした
寄ってこないどころか、の~んびりまったりの鹿ばかり。
近くに行って写真を撮っても知らん顔です。
まあ、おばさんに興味はないわな。
全鹿にシカトされた。仕方ないか・・・。
(お粗末)
馬鹿なダジャレだなと叱らないでくださいね。
昭和生まれだからこんなのしか思いつかないの。
(またまたお粗末)
4つのダジャレあったよ。全部わかりました?
あっという間に山頂へ。
山頂からは、東大寺、興福寺など、古都奈良の景観を眺めることができます。
芝生の色は薄茶色。
今はきれいな黄緑になり、 この木も青々とした葉が茂っているんでしょうね。
なんと!
古墳がありました。
鶯塚古墳と言うそうです。
一番上まで行ってみたら、
広々~。
開放感いっぱい。
当然空気も綺麗。
爽快なところでした。
若草山は、年に一度の山焼きでも有名な山。
3つの笠を重ねたように見えるため「三笠山」とも呼ばれています。
宿泊したのが、若草山の近くだったので立ち寄ったのですが、
素晴らしい景観や、おっとりと過ごしている鹿たちに出会えて、
思いもよらぬ素晴らしい時間を過ごすことができました。
心が洗われるようでいいですよ~。
旅に出ると、その時間、その場所をただ純粋に楽しむことができます。
頭や心にまとわりついているものをしばしポイっとね。
しがらみとか、不安とか、ブラックな気持ちとかね。
のんびり、まったりと穏やかな気持ちで日々過ごせるといいですね。
そう決心して2か月・・・。
やっぱり無理ですな~。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。