東京って、こんな素敵なところだったのね。
どこも魅力的な東京にラブラブになった物語、最終回です。
上野公園を抜けて、
旧岩崎庭園を目指します。
旧岩崎庭園は、明治29(1896)年に岩崎彌太郎の長男で、
三菱第三代社長の久彌の本邸として造られました。
都立文化財9庭園に指定されています。
往時は約1万5000坪の敷地に、20棟の建物が並んでいたそうです。
「どんだけ~!」ですよね。
現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室(ビリヤード場)・和室大広間の3棟です。
洋館に入ります。
17世紀の英国ジャコビアン様式の見事な装飾が随所に見られ、
イギリス・ルネサンス様式やイスラム風のモチーフなどが採り入れられています。
建築は詳しくないので、よく分かりませんが、どこもため息が出る豪華さと美しさです。
天井は、シルクの日本刺繍なんですって!
煌びやかな金唐革紙。
キラッキラ~☆
広い芝庭は緑の絨毯のよう。
お手入れ、大変そう。
洋館に併置された和館は、書院造りを基調にしています。
部材の一つひとつに、現在では入手困難な木材が使われているんだそうです。
建築費、「どんだけ~?」
庭から見ると、武家屋敷のようですね。
裏手の方から見た洋館の美しさにも目を奪われました。
岩崎久彌の留学先である米国ペンシルヴァニアのカントリーハウスのイメージも採り入
れられている洋館は、世界の住宅史においても希有の建築とされていたそうです。
次に行きましょう。
この大仏様、東大王で登場されていました。
近くで拝見すると迫力です。
優しいお顔をされていました。
上野公園内の野口英世の銅像にご挨拶をして、
最後の予定の国立科学博物館へ。
こちらも立派な建物です。
人類と自然の共存をめざして
地球館では、「地球生命史と人類」
日本館では、「日本列島の自然と私たち」
展示物の多さに「どんだけ~!」
動物たちをこんな間近で見るのは初めて。
その動物の大きさがよく分かりました。
建築にも目がいきます。
ヨーロッパの教会にでもいるかのよう。
こうして東京ぶらぶらストーリーは終わりです。
あれ?
ラブラブじゃないのって?
気まぐれおやじさんに「東京ぶらぶら」じゃないかってご指摘?を受けまして。
うん、確かに~。
〈旅の先の先に待っていた感動〉
今回の旅のメインは、この後でした。
埼玉に向かいます。
2階は指定席。
こちらのホテルに1泊。
温泉大浴場がある快適なホテルでした。
翌日に、旅友さんのお宅にお邪魔しました。
旅友さんの「ウエルカム」のお気持ちが満載の玄関やリビング、ダイニングに大感激。
次々に出てくるお料理をいただきながら、旅の思い出話に花が咲きました。
あのヨーロッパ旅行が無かったら、
TGVで隣通しにならなかったら、
あの時、相撲の優勝が決まった日でなかったら、出会わなかった友。
(埼玉の友が、息子が持っていたIPADを見て、相撲の優勝者を聞いたのがきっかけ)
その日から3年半。
旅の先の先には、
大きな感動が待っていました。
この出会いがあったから、経験できた東京旅でもありました。
全てに感謝です。