テレビの旅番組で知ってから、憧れの地となった山寺。
山寺芭蕉記念館からの道から望む山寺を見て、心が躍りました。
約1000段と聞いた石段。辛いかな?
今の自分の体力診断にもなりそう。なんて思いながら、登山口に立ちました。
いざ、スタート!
根本中堂。重要文化財になっています。
綺麗に黄色に染まったイチョウの木は、ご神木。
隣に弟子の河合曾良像も建っています。
山門を通ると、ここから奥ノ院までの石段は800段を越えます。
周りの景色に心奪われて 、石段の大変さを感じることはなく進んでいきました。
こういう景色が大好きなので、石段が全然苦になりませんでした。
閑さや岩にしみ入る蝉の声
芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたもの。
言葉が見つからない・・・。
ただただ見上げるのみ。
仁王門。
けやき材で造られているそう。何とも美しい。
古びた無彩色の門に紅葉の赤色が映えます。
五大堂から望む山々。
手前の紅葉は、実際はもっともっと美しい色でした。
遠くには雪山が見え、季節限定の景色に感動。
パンフレットにある通り、
登らなければ味わえない感動が、そこにありました。
今、写真を見ていると、この地に立った時の感動が蘇ってきます。
今回は、主人と来ましたが、子供たちや友人にもこの感動を味わってほしい。
大切な人と訪れて味わいたい風景です。
下の方まで下りて来ると、ゆっくり周りを観る余裕が出てきました。
色とりどりの紅葉がとても綺麗。
行ったことがある友達からも勧められた山寺。
1000段の石段は、全然辛くありませんでした。高齢になったら行けないからと思って
いたのですが、大丈夫。
途中、しばらく眺めていたい場所がたくさんありすぎて、知らず知らずのうちに、いっ
ぱい休憩したからでしょう。
山寺は、どの場所に立っても感動。心に沁みる風景ばかりでした。
松尾芭蕉の気持ちが分かる気がしました。(おこがましいですが。)
絶対にいつかまた行きたい!
蝉の鳴く季節に。