永源寺は紅葉の名所としても知られる臨済宗永源寺派の大本山です。
紫陽花が咲く水無月。
滋賀県東近江市にある永源寺を参拝しました。
優しい薄紫色の紫陽花と、静かに流れる水が出迎えてくれました。
隣に流れるのは一級河川の愛知川。
愛知川は、えちがわと読みます。
ゆるくカーブした階段の先には、どんなお寺と景色が待っているのでしょう?
笑福亭鶴瓶さんに 似ているお地蔵さんがいらっしゃると聞いていました。
早々にご登場。
似てますかね?
続いて十六羅漢。
一体一体近づいてみると、
みなさん、個性的~。
ほっこりするお顔ばかりです。
苔むす石垣や樹齢何百年かという大木。
歴史と風情を感じる参道です。
カエデが真っ赤に染まる季節にも訪れたいですね。
「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」「謙虚」
カエデにも花言葉があるんですよ。
石垣の間に、ハート型の葉っぱ💕
創建年は、康安元年(1361)年。
660年もの歴史。
〈総門〉
こちらで拝観料(500円)を払います。
立派な山門。
〈鐘楼〉
芭蕉の句碑 がありました。
赤こんにゃくは、この地の名産。
鏡池のように水に映る文字、いとをかし。
半夏生(はんげしょう)が美しい。
中に入ると、風が通って寒いくらいでした。
茶筅塚がありました。
次々と興味深いものが現れます。
どこもかしこも、いとをかし。
夏椿。
別名はシャラノキ、シャラソウジュなど。
仏教の聖樹であるサラソウジュに擬せられ、これらの別名がついたと言われています。
沙羅双樹は、平家物語の冒頭に出てくる木です。
日本の寺院にあるのはほとんどが夏椿で、本種ではないようです。
紅葉のころの景色も見てみたいけれど、
緑一色の時期も良かったですよ。
境内で見かけた人は、10人ほどでした。
その中で、一人旅らしい女性が、本堂の階段に座って景色を眺めていました。
あまりにも周りの景色に溶け込んでいる女性の雰囲気と美しさに
しばらく見とれてしまいました。
そのためかどうかわかりませんが、本堂の写真を撮り忘れていました。
若いカップル、熟年カップル、オジサン二人も
素敵な時間を過ごしていらっしゃるようでした。
静かに時が流れる永源寺をしっとりと参拝旅。
いかがでしょうか?
永源寺に参拝した後は、永源寺温泉も待っています。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。