「太陽王」ルイ14世が自らの権力の象徴として造らせたヴェルサイユ宮殿。
50年かけて、2万人の労働者が駆り出されたそう。
華やかな舞踏会が行われたこの地は、最後にはフランス革命によって悲劇的な舞台の地
になってしまいました。
学生時代に読んだ「ベルサイユの薔薇」の舞台になったヴェルサイユ宮殿。
その地にいるのが不思議・・・。人生ってわからない。
今回2度目のパリですが、初めて訪れた8年前と全く同じそんな感情を持ちました。
開館までに時間があるのに、早くも人の数。
先に免税店に寄って戻ってきたときには長蛇の列。
私たちは、団体入り口から入れたのですが、それでもセキュリティーチェックにかなり
時間がかかりました。
個人だとどのくらいかかるのでしょうか?
宮殿に近づくにつれて、栄華な世界が迫ってくるようです。
期待感が膨らみます♪
どこもかしこも圧倒されます。柱も階段も、周りの装飾も。
これが350年ぐらい前に造られたことにも驚かされます。。
日本の城も見るたびに全く同じ。人の力ってすごいです。
宮殿内に入ると、ゴールドの装飾に縁どられた天井絵が広がっています。
壁面もハンパじゃないすごさ。
あっちもこっちも感嘆の嵐!
嵐はもうすぐ活動停止。寂しいなあ・・・。
宮殿巡りのクライマックス、「鏡の回廊」
357枚の鏡で装飾されているそうです。全長73m、幅10、5mの広い場所なのに人で埋
め尽くされていました。
手が広げられません。
スリが多いとのことで、手は鞄を押さえてました。
そのおかげか、スリに会わずに無事に脱出。
「王室礼拝堂」とか 「ヘラクレスの間」だとか、「戦争の間」だとかたくさんありす
ぎて、見学しているうちに「ま、どこがどんなでもいいや。」になっていきました。
覚えるのは到底無理~。
観た感動だけでよしとしましょう。
目がくらむような豪華な装飾(同じ表現しか出てこなくなってる(ーー゛)の施された部
屋が続きます。
それぞれの部屋の名前は・・・。やっぱりそこまで気がまわりません。人ごみの中イヤ
フォンで説明を聞きながら進むのに精一杯でした。
「王妃の寝室」
こういう部屋は女性の好み(*^_^*)。
ヴェルサイユ宮殿全体がそうですが。
人をかきわけて前まで行って撮ってきました。(娘がね。おばさんは、後で写メにてゲ
ットです♪)
行く先々でスマホの便利さに感謝。
とてもかわいらしい装飾です。全てマリー・アントワネット仕様だそう。
カーテンを含めて布の厚みがすごい。
絵もすごい!
人もすごい!
半分「人だらけだったー」という印象が残ってしまいました。
来年からは春節には旅行控えようかな。(数年前も同じこと言ってた。人間は忘れる生き
物・・・。)
時間がなくなり 宮殿内のショップに行けずに、がっかり。
まさか、中で渋滞があるとは思いもしませんでした。
もう一度全景を写して、さようなら。
今回の旅、ヴェルサイユ宮殿が一番混んでいました。
素敵は素敵でしたよ。なんか日本語変?