フランクフルトは、中世から商業の街として発展し続けた街です。
高層ビル群が立ち並んでいるところもあるそうですが、レーマー広場を中心とした旧市街地だけを訪れました。
歴史物建造物が集まる見どころの多いエリアです。
世界的文豪、ゲーテの生誕地でもあります。
木組みの家が立ち並ぶさまは壮観です。
遠くから見ても近くで見ても、一つ一つの建物が本当に優美です。
泊まってみたいオシャレなホテル。
部屋はどんな内装なんでしょう。
中央の切妻屋根が目印の旧市庁舎は、以前は歴史の栄華を静かに見届けた 貴族の館。
内部は一般公開されています。
街の中でひときわ目立っていた大聖堂。
高さは95m。
4月から10月までの間は塔の上まで行くことができ、街の眺望が楽しめるそうです。
ただし、300段以上の階段を上ることになります。
行ったのは2月。
300段なら上れる・・・と思うので(息は切れるかも)残念!
どしゃぶりになってきたので中に入りました。
別名「皇帝の大聖堂」
1562年以降、10人の神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式が行われたそうです。
ゆっくり見学したかったのですが、雨宿りの人々であふれかえっていて落ち着かず早々に外へ。皆さん、考えることは同じですね。
フランクフルトには、シュテーデル美術館、ゲーテ・ハウスを筆頭にいくつかの美術館や博物館があります。
芸術好きにはたまらない街。
また、大道芸人やドイツ料理のレストランやお土産店、屋台などもあり大賑わいになる街でもあります。
今回は4ヶ国を周るハードな日程のため、フランクフルトの滞在時間はほんの少し。
加えて冷たい雨・・・。
この街の素晴らしさを味わいに再び訪れることができたらいいなあと思います。
《ヨーロッパ4ヶ国周遊を終えて》
フランスから入って、スイス、リヒテンシュタイン、ドイツを周る旅行から帰ってから1か月半ほどになります。
誠実で気配りいっぱいの添乗員さん、優しくて温かいツアーのみなさんとの9日間は一生忘れられない宝物となりました。
日本を発つときにはまだちょっと顔を出していただけのコロナウイルス。
あっという間に日本のあちこちに広がり、毎日感染者数が発表されるようになりました。
そして、瞬く間にヨーロッパ各国にも・・・。
世界中からの観光客であふれていた国々が、今やあちこちが封鎖されて寂しい状況になっています。
次々に報じられる現実に言葉もありません。
世界中に平穏な日々が来る日を願うばかりです。
また、コロナウイルスにより、いろいろ考えさせられることもあります。
「人生、何が起こるか分からない」ことも痛感しています。
今できることをしたい。
いつか、と先延ばしにしないように。
日常を大切にしたい。
心からそう思うようになりました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。