新型コロナの感染が始まったころは、すぐに収まっていくと思っていました。
なのに、まさかまさかの毎日で、閉館や中止が続いています。
我が家は主人と成人した子ども二人なので、生活上では「非常に困った。」という状態ではありません。
たくさんの不安や不自由さを抱えている方たちにこんなことを言っていては・・・。
と思いながら、行きたい所に自由に行けないということはやっぱりストレスたまります。
ついでに、大嫌いな脂肪もたまりつつあります(ーー゛)
ということで、感染の心配がないところ、綺麗な空気を吸って運動不足が解消できるところ、そして「苦しいときの神頼み。」
一石三鳥じゃないですか!(もっとありますね。心が洗われるとか、その神社についての知識が得られるとか)
雲一つない晴天の日。岐阜市にある伊奈波神社に行ってきました。
いきなり、たい焼きやさん。
普通は参拝後? ですが、お昼ごはんを食べ損ねたので、「お腹すいた~。」を
連発しながらの参拝は神社にもうしわけないっ。と勝手な言い訳をして、
「久しぶりのたい焼き。先に食べるべし。」と、同行者と意見が一致しました♪
大正解のたい焼きの味♡。
薄皮がぱりっとしていて、とっても美味。
注文を受けてから焼いてくださるみたいです。
「福丸」さんというお店ですが、ご主人がすごく感じがいい方です。優しさの塊みたいな人。
地元のお客さんでしょうか。次々に人が来て、たくさん買っていかれる方も。
「福」がついているお店でおいしいたい焼きに出会えただけでも、ここに来てよかったと思います。
最近、小さなことに幸せを感じます。
もしかして、コロナのもたらしたもの?
なんて言ってはダメですね・・・。
大鳥居が見えてきました。
「伊奈波神社」 漢字が素敵。地名でもあるみたいです。
壬申の乱の際に天武天皇が当社に戦勝を祈願したそうです。
また、天文8年(1539)年、斉藤道三が稲葉山に稲葉山城を築城するにあたり、現在地に遷座したそうです。
1900年の歴史のある神社なんですね。
鳥居をくぐると茶室がありました。
以前来たときは、雨風が激しかったので気がつきませんでした。
天気は大きい要素です。
お庭も綺麗に手入れしてあります。今はまだ寂しい木々たちですが、これから、綺麗な葉や花を見せてくれることと思います。
お抹茶をいただきたかったのですが、案内の看板が見当たらず諦めました。
中から声はしていたのですが、「たのもー。」という勇気が出なくて・・・。
いい香りがすると思ったら、沈丁花が咲いていました。
花言葉は「栄光」「勝利」。
ちょっとですが、桜も♡
初め、梅かなと思ったのですが、桜でした。
2月に桜が咲いていたと聞いていましたけれど、実際に見ると、ちょっと驚きます。
『二の鳥居』
苔むす灯篭。風情ありますね。
上の写真で分かるように、苔があるのは右側だけです。
なぜ?
『楓稲荷神社 御祭神 宇迦之御魂』
今まで神社やお寺は、参拝や拝観するだけでしたから、名前も意味もよくわかりませんでした。(名前は今回も分からずですが)
古い鳥居と赤い綺麗な鳥居のコラボがいい感じです。
むずかしいことは分からない神社ですが、こういう趣きのある景色は心癒されます。
城や石垣が好きなので、気分も上がりました♪
深紅の万両。
お正月の縁起物として扱われていますが、まだ実をつけていました。
赤い実を見ると元気が出ます(*^_^*) 私だけかな?
『伊奈波神社 楼門』
高齢の方や小さいお子さんにも優しい段差の小さな階段でした。
楼門に着いて後ろを振り返ると、遠くに岐阜市街が見えます。
絵馬の無人販売。初穂料500円。
可愛い絵馬です。
この後、階段を上って神門へ。
拝殿は特別な日に解放され、普段は立ち入ることができません。
「どうか、早く平穏な日常が戻ってきますように。」
心から祈ります。
参拝していたら、神門の写真を撮るのを忘れてしまいました(ーー゛)
反対側から見た楼門。
真下に行って見上げると、木組み?っていうのでしょうか。
美しいです。
釘を1本も使わない技法なんですよね?
全く分からない分野なので、間違っていたらごめんなさい。
帰ってから調べていて、とても残念なことをしてきたことが分かりました。
伊奈波神社には有名なパワースポットがあることを知らなくて、お参りしてこなかったのです。
そのパワースポットである黒龍大社(黒龍さん)は、強力なご利益があるそうで、中でも病気平癒祈願・合格祈願が有名だそうです。
どうりで、かなり遠い県からの絵馬がありました。
他にも、逆さ狛犬というのがあって、撫でると・・・金運アップ!と言われているそうです。
逆さ狛犬、観たかったですね。
これからは、行く前にもっと調べて行かなくちゃもったいないですね。。
例年なら、次々に訪れる春にワクワクする時期なんですが。
選抜高校野球の中止という悲しいニュースがありました。
日々、苦しい練習に耐えて甲子園出場の切符をつかんだ球児の皆さんや、関わりのある方たちの落胆は想像もつきません。
また、今日3月11日は日本にとってとても辛い日でもあります。
庭に出るとコブシの花が咲いていました。
コブシの花の花言葉は「友情」
「友情」という言葉からは、数年前に遠い世界に旅立った二人の友を思い出します。
「いつかきっといい日がくるよ。」
私が勝手に想像する二人の友からのメッセージです。いつも、自分に言い聞かせているメッセージでもあります。
一日でも早く安心できる日がきますように。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。