『継鹿尾(つがお)観音 寂光院(じゃっこういん)』は、愛知県犬山市にあり、
「尾張のもみじでら」として有名なところです。
今年は、どこに行っても紅葉が綺麗です。
約1000本、巨木も多いと聞く寂光院の紅葉を観に出かけました。
ナビのおかげで、スムーズに駐車場に着きましたが、違う道は渋滞していたようです。
平日でも渋滞するなんて、土日はどんなん?
お利口さんナビに感謝!
駐車場から歩く道に早くもこんな色鮮やかな紅葉が見られました。
最近興味が出てきた岩石層。
興味が出てからからまだ10日目で、またこんな幾重もの岩石層に出会えました。
6日目には浄蓮の滝の柱状節理に出会えたし、これも縁と言うものですかね。
階段が無理な人のためにスロープカーがあります。
参道は全て東海自然歩道になっています。
37段一歩一歩上りながら「円満!円満!」
心の中で言ったんですよ。
口に出したら、「普段はバトルしてるんかい?」って思われるかもしれないからね。
「えー。104段?」
3倍近い数は心の中だけでは納まらず、思わず口に出してしまいました。
周りに誰もいなかったことを確認の上。
寂光院は、真言宗智山派の寺院。
創建は何と654年!
孝徳天皇の勅願により元興寺の道昭和尚の手によって建立されました。
写真は本堂だけですが、寺域33万㎡を有する広いお寺です。
聞いていた通りに、巨木が多く見事な紅葉です。
境内全域は飛騨木曽川国定公園。
何体ものお地蔵さんがいらっしゃいました。
信長もここを訪れていたようです。
信長は、この景色を見て何を思ったのでしょうか。
おばちゃんは、
やっぱり自然はいいなーって思いました。
皆にパワー届くと嬉しいです。
この寂光院を訪れたのは二度目です。
実はとっても、懐かしの地。
詳しくは後ほど。
この日のもう一つの目的は、継鹿尾山登山。
標高273m。
鳩吹山という山と合わせて、いくつかのコースがあるみたいです。
寂光院からの東海自然歩道のコースを歩きました。
いきなりの岩石層に
わあーーーお!
金華山のチャートと同じでしょうか?
そうだとしたら、約2、5億年前に南半球でできた岩石なんですよ。
(3週間前に得た知識。生まれたてほやほや~。)
中間地点の辺りでいきなり鳥居が 見えてきました。
四国に行った時にバスガイドさんから、
鳥居には、男の鳥居と女の鳥居があるって聞きました。
下の横になっている部分が縦の柱より突き出ていたら男、出ていなかったら女だとか。
それが本当のことなら、この鳥居は男。
聞いた後で調べてみましたが、はっきりは分かりませんでした。
久しぶりに思い出した話。
約30分で展望台に着きました。
岩場や木の根っこもなく、階段や平坦の道が多くて、とても楽な登山でした。
展望台は、大きくなった木が茂り、あまり綺麗ではなく(友人によると以前はもっと視界が広がって綺麗だったとのこと)、何人かいらっしゃったので滞在は短時間にしました。
残念(ー_ー)!!
楽なコースなので、帰りものんびり。
寂光院に到着。
この木は、とても低くて細い木でしたが、一番鮮やかに紅葉して「お帰りなさい。」と迎えてくれました。
小さくても生き生きとしている木に元気をもらい、寂光院を後にしました。
《旅はループしている》
寂光院は、37年前に母と愛犬を連れて、良縁のお願いに来たのです。
(母に促されてね)
参拝してからほどなくして主人と出会い、すったもんだの末に(?)何とか結婚にたどり着きました。
結婚生活も35年続いているので、まあ良縁だったということでしょうか。
(お互いの我慢の成果か?)
なので、
ここは良縁のお願いは叶う。と思っています。
母との思い出の地である寂光院にもう一度行きたいと思いながら、
37年も経ってしまいました。
そんなに長い年月が過ぎたのに、母と愛犬と歩いた記憶は今もとても鮮やかです。
私を大きな愛で包んでくれた母を思い出しながら、帰宅の途につきました。
心穏やかな時間を過ごせる寂光院、
自然の中で適度な運動になる継鹿尾山登山、いかがでしょうか?
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。