遠くからでも存在感がすごかった。
シャンゼリゼ大通りの起点に建つ、高さ50m、幅45mの巨大な門は、見えた途端にその
偉大な姿に興奮しました。
1805年、アウステルリッツの戦いに勝利したナポレオンが、栄光を称えるための巨大な
古代ローマ風凱旋門の建築を命じ、30年の月日をかけて、ナポレオン死後の1836年に完
成した凱旋門。
ナポレオンは完成した凱旋門を見られなかったのですね。
フランスのストで落書きされたのをテレビで見ましたが、以前行った時と変わらず、重
厚で美しい凱旋門に戻っていてまたまた感動しました。
実際に見ると本当にすごいです!!!
どこに立って見ても圧倒されます。
「アーチの彫刻」
花や幾何学模様の天井部分には、革命家の名前や共和制と帝政時代の将軍の名前などが
刻まれているそうです。
壁面は、「アウステルリッツの戦い」や「1810年の勝利」など、ナポレオン1世の戦功
を讃える いくつものレリーフで飾られています。
ヨーロッパは至るところで素晴らしい彫刻が見られます。
284段のらせん階段を通って展望台へ。階段利用が困難な人はエレベーターを利用でき
るそう。
真下が見えるので、高所恐怖症になった私は怖々上りました。(崖だろうが、山道だろ
うが幽霊だろうが平気だったのになあ・・・。)
らせん階段の途中にある像だったと思うのですが、息を整えることに気が入ってて詳し
く観てないのであまり覚えていません。ごめんなさい(ーー゛)
展望台はガラスなどで遮られておらず、屋根もないので爽快にパリの眺めが楽しめま
す。360度に広がる眺望でパリを見渡せるんですが・・・。
この日は風が強く、高い所が苦手になったために、半分楽しく半分怖いという展望台で
した。
これはエトワール凱旋門。一番有名な凱旋門で、エトワールは星を意味しています。
エトワール凱旋門は国の行事を執り行う場所だそう。
他にカルーセル凱旋門、ラ・グランダルシュ(新凱旋門)という凱旋門があるそうです。
時間はたったの5分だけ。バスから降りて慌ただしく写真を撮っておしまい。
ちょっと残念でありました。
その5分も大粒の雨。
「鉄の刺繍」と称されるパリの象徴、もっと味わいたかったなあ。
さらに、下りた途端に物売りが来て・・・。 そちらも気になり、そそくさとバスに戻
ることになりました。
少し離れた場所から眺めるぐらいがいいのかな?
バスに乗っていて見えるとやっぱり気分は高まり嬉しくなります♪