旅の先には福がある

感動、癒し、出会いを求めて

花が教えてくれること

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※  聖徳寺跡の記事の後半と同じものです。

 

《コロナの渦中、花を育てていて思うこと》

 

緊急事態宣言が全国対象になってしまいました。

 

記事を書く度に、「一日も早い終息を」と願いましたが、まだまだ出口は見えてきませんね。

 

自粛、我慢、不自由な毎日が続いています。

 

そんな中、見えてくるものもあることに気づきます。

その一つが花から。

 

今咲いている花たち です。

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金魚草。 

ふわふわした花に癒されます。

 

 

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芝桜。

優しい薄紫を見ていると穏やかな気持ちになります。

 

 

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芝桜は日がよく当たる場所が条件なんですが、ここは日陰。

なのに、年々大きくなっていきます。

直径10㎝以下から今は長い方で70㎝ほどに。

 

 

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この芝桜は、植えて2年ぐらいは全然増えませんでした。

元気がなくて、このまま枯れるかなと思っていたら、今年は元気に広がり綺麗な花を咲かせてくれました。

 

 

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同じ日に植えた百合ですが、成長には大きな違いが出ています。

 

でも、最後にはみんな綺麗に咲いてくれるはず。

早咲き、遅咲き、人間も同じです。

 

 

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この芝桜も枯れると思った子です。

場所を変えたらだんだん元気になりました。

3年目にして、花もたくさん咲きました。

 

転植(転職)も時には必要ってことですか?

 

 

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ツルハナシノブ

一番諦めていた花です。何度、引っこ抜こうとしたか・・・。

なのに今年は活き活き。花も葉も元気いっぱい。

諦めなくてよかった(*^_^*)

 

 

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ギボウシ

株分けして小さなおまけみたいな株を空いていたところに植えておいたら、今年は大きく成長しています。

 

 

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ツルハナシノブと同じく、何度も引っこ抜こうとしました。

ビオラなんて簡単なのになかなか咲かなくて・・・。

 

 

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ちょっと背の高いアイリスはとても長く咲いてくれます。

かなりの強風にも耐えて、凛とした姿を見せてくれています。

 

 

f:id:tabininjin:20200416204725j:image挿し芽で増えたバーベナ

ピンクバレエという種類ですが、見た目の可愛らしさと違って強い花です。

 

 

今はどこにも行けないので、時間があれば庭で花の手入れをする毎日です。

手入れといっても、私はスーパー面倒くさがり。

だから、水と時々肥料をやるだけでした。(去年までは)

育て方の本は読むけれど、その通りにはやりません。

とにかく楽にやりたいから、難易度の高い花はパスです。

 

今までガーデニングは趣味ではありますが、ストレスを感じながらやっていました。

 

なのに何故やるのかという理由はおいといて・・・。

  

今年は全然ストレスを感じないんです。(今のところですが)

ストレスどころか救い。

 

大嫌いな草取りも花柄摘みも苦になりません。

こんなこと初めてです。

 

状況が変わればストレスが癒しに変わることもある。

 

花と時間をかけて対面していると、

 

苦しい中から見えてくるものがある。

  

そんなことに気がつき始めました。

 

出かけられない、自由に会いたい人と会えない、などなど我慢しなきゃいけないことばかり・・・。

医療従事者の方やお店を持っている方の方がずっと辛いと分かっていても、時々苦しくなるのが本音です。

 

そんな中で、自分に言い聞かせていること

 

この先、今ほど時間をかけて庭仕事をすることはないでしょう。

 

あの時咲いた花たち、綺麗だったなあ。と振り返れる一年になるかも。

 

こんなふうに、

コロナが収まるまでの期間を

「何もなかった。」

「ただ耐えるだけの時間だった。」にはしたくありません。

 

小さなことでもいいから、

「何かを残そう。」と考えるようになりました。

 

 

みんなでコロナに勝つ日を心から願っています。