皆生温泉は、鳥取県米子市の海と山に囲まれた自然豊かな地にあります。
皆がよみがえり、生まれ変わったという伝説の湯。
名前のままなんだけど、素敵な意味ですよね。
RYOKAN「游月」は、令和元年に開業し、 日本旅館とホテル両方の良さを兼ね備えた
魅力的なお宿です。
遊じゃなくて、游。
さんずいへんの游です。
游・・・水の上をおよぐ、水の上でうかぶ意味。
漢検1級の字だそうです。
一つお利口になりました(*^_^*)
温泉街を抜け、海が見えてきたところに『游月』はありました。
コロナ感染の対策チェックをして中に入ると、広々としたモダンなロビー。
全面ガラス張りの窓からは海が見えます。
どんよりとした曇り空だったのが残念でしたが、
この素晴らしい景色に移動の疲れはふっとびました。
部屋に入るのはホテル形式。
スタッフの方の案内はなく、鍵を受け取ったら部屋に行きます。
リビング、ベッドルーム、和室2部屋に、テラス、露天風呂が付いた120㎡ぐらいの客室です。
窓際には今までのお宿では見たことがないものが・・・。
ハンギングチェアがありました。
「自分の家には邪魔になるからいらないよね。」なーんて話していたのですが、
ユラユラ・・・。
気持ちいい♪
リビングの奥にベッドルームがあります。
間仕切りは開閉できるので、開放感を味わいたいときは開け、
一人になりたいときは閉めて過ごせます♪
8畳の和室が 2部屋。
それぞれにテーブルや椅子、鏡などが備えてあるので、
2家族で来るのもありですね。
大人数でワイワイも!
主人と息子は一部屋ずつ。
贅沢・・・。
生活スタイルが違うから少々お高くなっても必要かな。
旅は快適でなくちゃ。
ベッドルームがあるのですが、お布団は4つお願いしました。
時々、柔らかすぎて 寝られないベッドがあるから。
游月さんのベッドは快適でした。
各部屋にテレビがついているのにはびっくり!
つまり、テレビの数は4つ!!
コーヒー、日本茶、お水。そろえてあります。
テラスには露天風呂。
パウダールームも使いやすく綺麗です。
テラスから見える海。
残念ながら曇天。
晴れた日には水平線がはっきりと見えて綺麗でしょうねえ。
目の前は海水浴場。
泳いだ後でハンモックにゆられてお休みタイムなんて最高!
でも、おばさんはもう水着姿にはなれません(ーー゛)
ナイスバディ(嘘)にオシャレな水着。
遠い過去の話だわ"(-""-)"
内風呂もついています。
部屋でのーんびり過ごした後で、いよいよ夕食。
献立表の他に、お料理の説明書きがもう一枚ありました。
本来ならスタッフの方が説明してくださるのですが、コロナ対策のため。
たくさん会議をしてアイディアを出し合い工夫されているんですね。
涼しそうな器に盛りつけられた先付け。
無花果のワイン蒸し、鴨肉の胡麻味噌和え、生鮑のオクラ掛け、鯵の小袖寿司など。
絶品の白いかそうめん。
天気の良い日は、眼前の海に白イカ漁の 漁火が広がるそうです。
いつか幻想的な漁火を見たいですね。
小茶碗は、梅雨鱧の玉締め。
鱧はちょっと苦手な食材ですが美味しかった♡
米子中海産の鱸(スズキ)の塩焼き。
焚き合わせは、隠岐産岩ガキ、米子白ネギ。
その土地の美味しいものが食べられるのは旅の楽しみです。
稲庭そうめんの和風冷パスタ。
堺港の紅カニ、フルーツトマト、アボガドのさっぱりしたサラダ麺。
めっちゃくちゃ美味でした~。
鳥取牛のロース。ソースは味噌ベースの和風たれ。
玉蜀黍(トウモロコシ)御飯は日野三産のコシヒカリ。
地産の果物はメロン、島根ブドウ、大栄スイカ。
抹茶アイスの下にはミルクぼうろ。 なつかしい。
「やっぱり 創作懐石はいい!」としみじみ思うお料理でした。
以下は朝食。
お弁当とビュッフェの朝食。
ビュッフェは一皿ずつ分けてあり、さっと取れます。
館内の全てが快適で素晴らしいお宿でした。
以前書いた別記事で、
「お宿はお料理とお風呂が良いと大満足ですよね。」
というコメントをいただきました。
本当にその通り!
「游月」は大満足できるお宿です。
海と一体化したようなインフィニティ露天風呂も最高です。
晴れた日、白いか漁の漁火が見える日なんてどんなに素晴らしいか想像し、
絶対にまた行きたいと思うお宿でありました。
スタッフの方の誠実な対応も心に残りました。
コロナ禍の中、大変なご苦労もあると思いますが、
皆さん、いつも笑顔で 接してくださり心から癒されました。
心を込めたおもてなしをしてくださるお宿に感謝しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の宿泊情報
宿泊した部屋タイプ
Suite Room(スイートルーム)
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