滋賀県と岐阜県の県境に位置する伊吹山は、標高1,377mの自然豊かな山です。
日本百名山の一つです。
大好きな俳優さんが旅立ってしまいました。
悲しいときは、大自然に助けてもらいます。
全長17メートルの伊吹山ドライブウェイ(有料)を走ります。
大好きな山道~。
私に運転交代♪
道幅も広いし、カーブはそれほど急ではないので、爽快なドライブです。
紅葉はもう少し先。
季節的には中途半端な時期ですが、広大な山の景色は最高☆
12キロ地点に上平寺駐車場があり、展望台からは、琵琶湖や濃尾平野が一望できるそうです。
残念ながら、この日は曇り。
スカイテラス駐車場(標高1260m)に車を置いて、後はハイキング。
駐車場で、トヨタ86発見。
きっと私より年上のご夫婦。
運転されているのは奥様(+_+)
かっこいいー!
いきなり階段です。
感動を味わうために必要な時間ですが、
階段嫌い(>_<)
夏の山頂はたくさんの高山植物が咲き乱れ、まさに「百花繚乱」、色鮮やかなお花畑になるそうです。
秋も深まるこの日は、数種類だけ。
「伊吹トリカブト」が、まだ綺麗に咲いていました。
料金所で「山頂は霧ですが、いいですか?」と聞かれたのですが、晴れ女パワーが行くから大丈夫!
じゃなかった(>_<)
最近、曇り女になってきました(ー_ー)!!。
視界が良くなったり悪くなったり。
空気は抜群に美味しい。
心地よい風も吹いて、
伊吹山のおばさんハイジは、体の奥底からパワーが漲ってきました~♪
ああ、青空だったらな~。
いや、贅沢は言いません。
この場所に来れたことに感謝です。
山頂にはいくつかのお店があって、食事の種類も豊富。
歩いてきた直後で暑かったので、私は、冷たい山菜そばにしたのですが、山頂は寒かった・・・。
この温かいうどんにすればよかった(ーー゛)
少し青空が出てきて、視界が広くなってきました。
家で、山頂付近の天気情報を調べていた息子が、「2時ぐらいに着くように行くといいよ。」と言ったのですが、ワガママおばさんは、言うことを聞かず早く出発。
着いたのは1時。
どっかりと居座る雲たち。
諦めて駐車場に戻ったところ、山頂の雲はどんどん遠くへ。
がっくり(ーー゛)
言うことをきけばよかった。
いいえ!
綺麗な空気。爽やかな風。適度な運動。美味しかった御蕎麦。
負け惜しみ・・・。
日本あちこちで、芭蕉の句碑に出会えます。
《句意》
伊吹山は月の力など借りなくても、そのままで立派な山だ。
以下は、登山コースの様子です。
できれば、こっちのコースに挑戦したかったのですが、今の体力では自信がないので止めました。
ここ半年で落ちた体力を回復させて、来年は挑戦したい。
気がする・・・。
こんな青空のもとで登りたい!
気がする・・・。
今、リビングに入ってきた息子に言ったら、
「無理!!!」
とバッサリ(ーー゛)
9月23日に、ずっと観たかった映画にやっと行ってきました。
『コンフィデンスマン』
前作より出番は少なかったけれど、さすが竹内結子さん。
存在感は大きい。
帰ってから、「やっぱり、私が一番好きな女優は、竹内結子だわ~。」と、何度も叫んでいました。
その4日後、
まさか、まさか、まさかの訃報・・・。
当然、大ショック。
『ブラッディ、マンディ』から、大ファンだった三浦春馬さんが亡くなって2か月間ほどずっと頭から離れませんでした。
もう、あの笑顔を見ることはできないんですね。
やっと、少しずつ、考えない時間ができてきたと思った矢先。
芦名星さんも。
大好きな俳優さんばかり。
今回の伊吹山行きは、竹内結子さんが亡くなったから行ったわけではなく前からの計画でした。
でも、行って、分かったのです。
気持ちが沈むときは、自然に触れるといい。
今いる場所とは違う空気の中で過ごすといい。
自然は、元気をくれる。
生きる力が湧いてくる。
行く前と帰ってきた時とは、少しですが自分が違ったことを感じました。
不思議なことに、その晩、久しぶりに母の夢を見ました。(本当に久しぶり)
認知症になった母は、私のことをすっかり忘れて逝ってしまいましたが、夢に出てきた母は私の名前を呼んでくれたのです。
隣には亡くなった父もいました。
「見守っているから。」とでも言いに出てきてくれたのでしょうか。
本当の話ですよ(*^_^*)
大自然のパワーはすごいです。
落ち込んだ時には、しばし自然の中に身を委ねる。
元気になれる方法を見つけたような気がします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。