ホテル『富貴の森』の展望貸し切り風呂は、なかなか体験できない形のお風呂です。
ここで、スタッフさんから、お風呂の説明を受けました。
この通路を見ただけでも、ワクワクしたのですが、
思い出に残るお風呂体験が待っていました。
段差の少ない階段だったので、楽に渡って行けました。
冒険に出かけるよ~♪
動物さんはいないっかな~♪
道は続きます。
こういう所を歩くの大好き。
旅福の中の野生の血が騒ぎます。
ガルルルルーーー。
思ったより遠く、下駄では歩きづらかった道。
カーブしているので、先が見えません。
どこまで続くんだーい。
と思っていたら、見えてきました。
「え? あれ?」
まあ、なかなか風情のある山小屋・・・。
ではなくて、趣きのあるお風呂じゃあーりませんか。
「~じゃ あーりませんか。」って、
誰かを思い出す。
調べてみたら、チャーリー浜さんでした。
やっぱり山小屋に見えます。
恐る恐る近づいて行きました。
右の方には、一反木綿がひらひら~。
いったい、中はどんなんでしょう。
一反木綿以外の妖怪さんが、お風呂に入っていませんか?
と若干不安な気持ちでドアを開けてみると、
こんなお風呂でした~。
「どっこらしょ。」と蓋を開けると、確かに温泉だ~。
シャワー、シャンプーなどはなく、湯船に浸かるだけと聞いていましたが、
湯船以外は、本当に何もありません。
中にあるのは、電気ストーブと、チェア二つ、脱衣籠のみ。
室内はシンプルな分、 周りの自然が目に入ってきます。
頭や体を洗う時間はいらないので、
湯船に浸かる→休憩を取りながら自然を楽しむ。
この繰り返し。
窓枠から眺める景色は絵画のよう。
前回の記事でも書いたように、
頭と心を空っぽにして、自分をリセットするにはぴったりの時間ですわ。
帰る時は、周りの様子をじっくり楽しみました。
反対方向には遊歩道があるそうな。
ちょっくら奥まで行ってみようかと歩いて行ったら、
鳥居と小さな祠がありました。
ステイルームでのんびりしたいので、散歩は少しにしてバイバイ。
なかなかおもしろいお風呂だったなあ。
新緑にはまだ早いかなという景色の中、
ミツバツツジの赤紫色が美しく色を放っていました。
こちらの貸し切り風呂は、完全予約制です。
初めは21時にしたのですが、景色を見たいと思って15時半に変更しました。
変更して大正解!
21時だったら、真っ暗。
どのくらいの灯りがあるか分かりませんが、ちょっと怖い気がします。
お風呂の時間は70分間。
長いかなと思ったのですが、景色を見ていたら、
あっという間に時間は過ぎました。
途中で、「水、水、水が必要じゃ~。」と取りに行きましたが、
気持ちのいいお風呂時間でした。
次回は食事をご紹介したいと思います。
一番感動した大浴場は、フィナーレで。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。