滋賀県大津市にあるおごと温泉『湯元館』。
内10室のはなれDX葭蘆葦(かろい)スイートをご紹介します。
『湯元館』は、約1200年の歴史がある、おごと温泉にある老舗旅館。
今回は、はなれ葭蘆葦の露天風呂付き客室に宿泊してきました。
《ロビー》
アトリウム庭園。
エレベーター前の一角にあります。
《葭蘆葦専用ロビー&ラウンジ 》
こちらでチェックイン。
ウエルカムドリンクは柚子茶。
ラウンジ内にあるドリンク類はフリーです。
ジュース、ビール、ハーゲンダッツなどがありました。
コーヒーもご自由に。
ラウンジの隣には、足湯がありました。
コロナ感染回避のために、今回は部屋にお籠もり・・・。
客室が快適過ぎるのも理由です。
《客室》
リビング、和室、ベッドルームの和モダンな客室です。
リビングの左側は露天風呂。
全体はこんな感じ。
コーヒー、紅茶、日本茶、お菓子が置いてありました。
冷蔵庫の中は全て無料。
お風呂上がりに嬉しい。
《露天風呂》
景観はそれほど良くはありませんが、お風呂は24時間入れる掛け流し。
とろりとした泉質です。
広くて適温。快適度100%。
テラスらしくないテラス。
露天風呂と同じ空間。
ソファの他に椅子もあり、外気に触れながらゆったり過ごせます。
スタイリッシュな 洗面室。
化粧品は雪肌精。
シャンプー類はロクシタン。
ラウンジ、客室、お風呂。
家族4人の評価は☆☆☆☆☆の5です。
「これで、食事が良かったら言うことなしだね。」と話しながら、
ダイニング(個室)へ。
《 夕食 》葭蘆葦特選料理
KOROI琉おもてなし
ポポと鮑のカプレーゼ、近江蕪と紅葉鯛の甘煮など6種類。
焼くるみ豆腐 ~生雲丹を添えて~
九会(くえ)と旬彩を料理長自慢の生ポン酢で。
縞鯵を泡醤油で。
貝柱炙りを味噌トリュフ塩で。
以上が、KAROI流おもてなしのお料理です。
思考をこらした品々に、料理人の方の心を感じました。
鰹と昆布の饗宴
伝助穴子を柚子の風味と共に 。
同じお料理の写真をなぜ2枚?・・・
上の写真は息子が撮ったもの。
何で斜め?
で、私がまっすぐ撮ったのが下の写真。
若者2人は、「こういうふうに撮るものなの!。」とのたまう。
おばちゃんにはわかりません。
性格が真っ直ぐなんでね(思っているのは本人だけ)
どっちがいいんでしょ?
ついでに、先ほどのクエのお造り、おばちゃん編。
キャビアも縞鯵もはっきり写っていてよく分かると思うんですが・・・。
この先のお料理は、若者が撮りました。
淡海の 名産
認証近江牛ステーキと近江鴨の食べ比べ
料理長のこだわり
鯧(マナガツオ)と海老芋香味焼き~パーシモンの実と共に~
深海からの贈り物
天婦羅といっしょに出てきたのは、コーヒーカップ?
最初は出汁が入っていなかったので、???。
後から注いでもらって、「いいねー。」となりました。
雲子天婦羅 鱈の東寺揚げを特選美味出汁で。
お花を散らした霙(みぞれ)出汁
湖北産こしひかり
ポルチーニ茸 とマッシュルームの海鮮土釜御飯~バターの風味と共に~
小さな宝石たち
安納芋のチーズケーキ、檸檬のジュレ、フルーツ、抹茶生チョコ大福(ゆで卵じゃないよ)、気まぐれシャーベットからお好きな物を2~3品選びます。
《朝食》
ジュースは野菜とオレンジを選択しました。
全く同じ色にびっくり。
写真だと微妙に違いが分かりますね。
でも、ちゃんと野菜とオレンジでした。職人技!
和食、
洋食が選べます。
フルーツを食べ終わると、
「吉」が浮かんできました。
気分よく一日が過ごせそう。
お品書きには、
「季節の素材、地元の素材を織り交ぜて 料理人の技と真心で創る 葭蘆葦特選料理」とありました。
書いてある通り、
料理人の方の技と真心が、ストレートに伝わってくるお料理ばかりでした。
オシャレな器に粋な演出。
「きっと若い料理長だよね。」なんて想像しながら美味しくいただき、楽しい食事の時間となりました。
最高のお料理でした。
《お宿ランキングは?》
先日、伊豆湯ヶ島温泉の『嵯峨沢館』について、「お宿ランキングのベスト3に入ります。」という記事を書きました。
評価がとても高かった『嵯峨沢館』の後に行ったので、比べてしまうかなと思っていたのですが、同じくらい素晴らしいお宿でした。
客室、食事、温泉ともに、満足度は100%に近い。
『湯元館 はなれ葭蘆葦』もベスト3に入りました。
もう一つは、下呂温泉の『しょうげつ』。
順位はつけられません。
日本のお宿、良すぎます!!!
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。