古川町は、かつて岐阜県吉城郡にあった町。
2004年に周辺町村と合併して飛騨市の一部となっています。
2016年に大ヒットしたアニメ映画の『君の名は。』の舞台にもなったところで、公開の後は、聖地巡礼として多くの人々が訪れました。
ここは、ずっと前から大好きな町。8回目の訪問です。
山や川、町並み、人々・・・。
日頃の喧騒から離れてゆったりできる素敵なところ。
時間が優しく流れます。
「飛騨古川駅」
JR高山本線の駅。
『君の名は。』の聖地でもあります。
駅から歩きながら見える景色。
遠く見える山々に癒されます。
レトロな雰囲気を味わいながらのんびりと散策。
白壁土蔵街は約500m続き、酒どころ飛騨を代表する酒店や民芸品店などがあります。
「瀬戸川」 (岐阜の旅ガイド)
町の中のあちこちに流れていて、たくさんの鯉たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
初めて行った時に、地元の方がいらっしゃって、
「鯉って何年ぐらい生きるんですかね。」と質問したら、「最長だと70年。」だそうで、びっくり!
「この先、俺より長生きするわ~。」って・・・。
何て答えていいのやら(ー_ー)!!
平均は20年ぐらいだそうですが。
起し太鼓の里飛騨古川まつり会館前には、
数えきれない鯉がいて、餌をあげることができます。
あっという間にバーゲン会場、または、福袋販売会場のような状態に(*_*)
鯉は、4月上旬から11月下旬まで見られます。
冬の間は、増島城跡の池にお引越し。
『君の名は。』で有名な線路風景。
大ヒットしたアニメ映画でした。
皆さん、観られましたか?
私は2回行きました。
もともと新海誠監督の大ファンの息子の影響もあって、何年も前から新海監督の作品は観ていました。
あの繊細な美しい絵と切ないストーリー。
特に、「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」が大好きです。
「飛騨市図書館」 (飛騨市役所)
公立図書館。とても大きくて立派な図書館です。
『君の名は』の舞台のひとつ。
それほど大きな町ではないので、のんびり歩いても そんなに時間はかかりません。
半日あれば、ほとんど周れます。
夜には灯篭に灯がともされ、情緒あふれる景色が見られるそうです。
お寺の石垣に芝桜が映えてとても綺麗でした。
春夏秋冬全て訪れましたが、どの季節も期待に応えてくれる町です。
高山ほど混んでないので、静かな時間を過ごしたい方にはお勧めの町でもあります。
「 八ツ三館」
飛騨市古川町に行った時はいつも「八ツ三館」に宿泊します。
約160年の歴史をもつ老舗旅館です。
若いころは、あちこちに行きたくてリピートはしませんでした。
いつのころからでしょうか。
訪れる季節によって、全然違う景色を見せてくれる日本の四季の魅力に惹かれて、リピートするようになりました。
古川町は小ぢんまりした町なので、新しい発見があるわけではありません。
それでも行きたくなるのは、
気持ちが落ち着くのです。
穏やかな時間を過ごせるのです。
安心感があるのです。
そんな時間を過ごしたい方、飛騨古川の町に行ってみませんか?
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。