絶対に忘れない、忘れられない、忘れてはいけない地震があった日。
東日本大震災が起きた日が近くなってきたと思っていた矢先、
昨晩また大きな地震がありました。
3月11日までには、地震の後に訪れた東北を思い出しながら記事を書こうと思っていましたが、今日、少しでも触れたくなってパソコンを開きました。
東日本大震災から3年後の夏、家族で被災地を周ってきました。
3年経っていたので、ある程度は復興しているだろうと思ったこと、
少しでも、東北の観光に貢献できればと思ったことから東北旅行を決めたのです。
陸前高田、南三陸町、閖上市、相馬市、石巻、釜石など、海沿いにずっと車を走らせました。
どこも復興とはほど遠い光景が広がっていて、言葉を失いました。
この写真は違う場所ですが、こんな田んぼを見ると思い出すのです。
どこが田畑だったのか、集落だったのか、商店街だったのか・・・。
3年経っても荒れ果てていた地。
見渡す限り何もない荒れ地。
その中に、ぽつんぽつんと残っている家やガソリンスタンド。
一階部分が抜けて建っている家。
傾いて錆びたままのガソリンスタンド。
海の近くにはたくさんのがれき。
少しは綺麗になっているだろうと想像していた光景はどこにもなく、愕然としたのをはっきり覚えています。
地震直後はどんなだったんだろう。
実際に被災地を目の前にして、ここで多くの方が亡くなり、生活が奪われたことがはっきりとわかり、涙が止まりませんでした。。
そんな中でも、人々は強い。
それから何年かして再び訪れた時は、道は整備され、綺麗な家が建ち並び、立派な駅ができ、たくさんの花が咲いていました。
前回とは、あまりにも違う光景に感動、感激し、
日本の凄さを見たような思いがしました。
もちろん、爪痕は見られ、復興途上のところもたくさんありました。
想像を絶する苦しみ、悲しみがあった中で、
再び立ち上がった地を見て、元気をもらって帰りました。
昨晩起きた地震のニュースを見ていると、あちこちでの被害の映像が流れてきます。
やっと復興したところはどうなんだろう。
今、どんなに怖い思いをされているんだろう。
そう思うとどうにも落ち着かず、気持ちを書きたくなりました。
一週間ほどは、余震が起きる心配があるようです、
どうか、余震は起こりませんように。
被害が大きくなりませんように。
心から願うばかりです。
また日にちを改めて、続きを書きたいと思っています。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。