今も生き続ける武家屋敷『御城番屋敷(ごじょうばんやしき)』と
豪商の佇まい『旧長谷川次郎兵衛家』を見学してきました。
松阪駅を降りて、松坂城に向かい市内を歩いて行くと・・・。
電話ボックス?のような四角柱の中に、
誰かがいらっしゃいます。
松阪市出身のあの有名な方?
覗いてみると、
ピンポーンの本居宣長様でした。
古事記伝の執筆に半生を捧げた偉大な国文者です。
写真では分かりにくいですが、ちゃんとマスクをしていらっしゃいました。
松阪木綿のオシャレなマスクでした。
<御番城屋敷(国指定重要文化財)>
城の警護を任された紀州藩士とその家族が住んでいた武家屋敷です。
正面には、松坂城の石垣が見えます。
石畳を挟んだ両側に、緑深い槇垣 が連なり、
しっとりとした和の情緒を醸し出しています。
文久3年(1863)年に建てられたもので、現存する中でも最大規模だそうです。
「屋敷の中は見学できるのかな 。」
という私たちのつぶやきが聞こえたかのように、
気がついたら目の前に上品なご婦人がいらっしゃって(九の一か?)
屋敷内を案内してくださいました。。
屋敷は現在も子孫の方々が維持管理し、借家としても利用されています。
国重要文化財に住むことができるのだそう。
すごくない?
松阪市は、このうちの一戸分を借り受け復元整備して公開しています。
映画のロケ地などにもなっています。
2013年公開映画「きいろいゾウ」
向井理さん・宮崎葵さん主演
他にアニメ「サザエさん」のオープニング。
「つるべの家族に乾杯」など。
吉永小百合さんもいらしたと言ってみえましたが、
どんな映画だったのか忘れました。
調べても分からず(ー_ー)!!
もう一つ、まだ公開されていない映画があるんですが、
最後にご紹介します。
(またまた、最後まで読んでもらうための手段・・・。)
アクションが大好きなので、
絶対に観に行きます!!!
さあ、何という映画でしょう?
御城番武士の祖先は、徳川家康の先鋒隊(せんぽうたい)として
功名手柄を競った横須賀党の面々です。
御城番として、この地に入った紀州藩士は20名。
そのうち4名の子孫の方が現在もお住まいだそうです。
槇垣 の間から見える庭は、どの家も手入れが行き届いていました。
チラチラッと横目で見ただけですよ~。
訪れたのは2月半ばでしたが、早くも梅が咲き始めていました。
<南龍神社 >
紀州藩祖徳川頼宣(南龍公)を祭神として、
明治17年に松阪城本丸跡に建てられましたが、
昭和28年に廃社になり現在地に移されたそうです。
木造の素朴な鳥居は趣きがありますね。
<旧長谷川次郎兵近衛家>
<国指定重要文化財>
<県指定史跡および名勝>
5つの蔵やうだつの上がった屋根など、
落ち着いた佇まいの中に当時の松阪商人の繁栄ぶりがうかがえます。
レコードって何年前からあったんでしょう。
かなり昔?
私も学生時代はレコードでした。
初めて買ったのは、仲雅美? 狩人?だったよーな記憶。
みなさん、知らないでしょうねー 。
松阪木綿の織り機かな。
豪華な御殿のお雛様が飾られていました。
外からは分からなかったけれど、豪商という言葉通りの広く立派な家でした。
松阪市は、
歴史浪漫を求める武将の道。
古き城下町の暮らしを偲ぶ国学の道。
松阪商人が暮らした越後屋の発祥地を行く豪商の道など、
見どころがたくさんあります。
駅から城に向かう道路沿いには、
現代的なお洒落なお店もいくつか見られました。
コロナ禍のためか、お客さんの姿が少なく残念でした。
早く賑わいが戻ってくることを願っています。
これから公開される映画は、
「るろうに剣心 最終章」でございます。
最後まで読んでくださいましてありがとうございました。